ケニアで広がる日本式薬局モデル!徳吉薬局がナイロビに新拠点を開設

有限会社徳吉薬局は、ケニア・ナイロビに現地法人「TOKUYOSHI Pharmaceuticals Limited」を通じて薬局「Tokuyoshi Pharmacy」を開設しました。同薬局は医薬品の提供に加え、健康相談や服薬支援、オンライン診療・対面診療との連携などを組み合わせたヘルスケアサービスの展開を目指しています。

日本で培った地域医療の知見と、長年にわたる欧州薬局の調査から得た知見を活かしながら、ケニアにおける医療アクセス向上への貢献を目指す取り組みとして注目されます。

身近な健康相談拠点としてナイロビに薬局を開設

有限会社徳吉薬局は、鳥取県を中心に地域密着型の薬局運営を行ってきた経験を活かし、ケニア・ナイロビに「Tokuyoshi Pharmacy」を開設しました。

同社は処方箋調剤や服薬支援、在宅医療、専門医療機関連携などを通じて培ってきたノウハウを基盤に、ケニアでも生活者が気軽に相談できる薬局づくりを進めています。

ケニアでは都市部を中心に人口増加や生活様式の変化が進み、慢性疾患の管理や感染症対応、予防やセルフケアに関するニーズが高まっています。一方で、体調不良や健康不安を感じた際に、医療機関を受診すべきか薬局に相談すべきか判断に迷うケースも少なくありません。

こうした状況を踏まえ、同薬局は単なる医薬品販売の場ではなく、健康相談や受診勧奨、服薬後のフォローを行う地域に身近なヘルスケア拠点としての役割を担うことを目指しています。

オンライン診療やクリニックと連携した医療体制を構築

Tokuyoshi Pharmacyの特徴は、薬局を中心にオンライン診療、対面クリニック、オンライン薬局、医薬品流通などを連携させるヘルスケアモデルを構築している点です。薬剤師や現地制度上の有資格者が患者の症状や不安を丁寧に聞き取り、必要に応じて関連法人であるKings & Queens Limitedが提供するオンライン診療や対面診療へつなぐ体制づくりを進めています。

医師が診断や治療方針の決定を担い、薬局は処方内容の確認や服薬支援、医薬品提供、服薬後のフォローを担当することで、患者が相談から診療、薬の受け取り、その後の継続支援までを円滑に受けられる仕組みを目指しています。

また、正規流通に基づく医薬品の提供や品質管理、在庫管理、記録管理にも力を入れ、患者が安心して利用できる環境整備を進めています。

日本の知見を活かしアフリカで医療アクセス向上へ挑戦

徳吉薬局は長年にわたり欧州各国の薬局機能を調査してきました。

欧州では薬局が医薬品提供だけでなく、健康相談や予防、簡易検査、ワクチン接種、受診勧奨、継続的な服薬支援などを担う事例が見られます。同社はこうした経験から、薬局は生活者が健康に不安を感じた際に相談できる身近な接点として重要な役割を果たせると考えています。

今後は生活習慣病、感染症、皮膚症状、女性の健康、栄養、ウェルネスなど幅広い健康課題への対応を検討するとともに、ナイロビを中心とした店舗展開も視野に入れています。また、日本品質の医療雑貨や衛生用品、ヘルスケア商品、化粧品、食品、生活用品などの展開も検討しており、日本企業にとってケニア市場への展開可能性を探る接点としての役割も期待されています。

徳吉薬局は、ケニアでの取り組みを通じて現地の医療アクセス向上に貢献するとともに、日本の地域薬局運営にも活かせる知見の蓄積を目指しています。


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