ロッテ、ガーナで生理の貧困解消へ!児童労働撤廃を目指す支援を実施

株式会社ロッテは、ガーナ共和国のカカオ調達地域において、児童労働の撤廃を目指す取り組みの一環として、「世界月経衛生デー(Menstrual Hygiene Day)」に合わせた支援イベントへ協賛しました。

本取り組みでは、生理に関する正しい知識の普及や生理用品の提供を通じて、「生理の貧困」の理解と解消を目指しています。教育機会の継続や男女双方への理解促進を図ることで、将来的な児童労働の防止や持続可能なカカオ産業の実現につなげる取り組みとして注目されています。

生理支援を通じて教育継続を後押し

ロッテは、ガーナ政府機関であるGhana Cocoa Board傘下のCOCOA HEALTH AND EXTENSION DIVISION(CHED)Western South州事務所が主催した「Menstrual Hygiene week Celebration」に協賛しました。

イベントは、ロッテがカカオ豆を調達している地域の一部で開催され、生理や衛生に関する理解を深めることを目的としています。専門の看護師によるワークショップでは、生理の仕組みや正しい知識、生理用品の適切な使用方法や廃棄方法について学ぶ機会が設けられ、生理用品の配布も実施されました。

また、女子生徒だけでなく男子生徒も参加し、生理への理解を男女が共に深めることで、地域全体で支え合う環境づくりを目指した点も特徴です。

「生理の貧困」が児童労働につながる課題

ガーナをはじめとするアフリカ諸国では、生理用品を十分に購入できない「生理の貧困」が社会課題となっています。

不衛生な代用品の使用による感染症リスクに加え、生理への知識不足や周囲の理解不足によって、女子生徒が学校を欠席するケースも少なくありません。その結果、学業を継続できず中退につながることで、児童労働の要因となるケースも指摘されています。

今回の取り組みは、女子生徒が生理を理由に学習を諦めることなく教育を受け続けられる環境を整えることを目的としており、同時に男子生徒への教育を通じて性別を超えた相互理解を促進し、地域全体で支え合う土壌づくりを進めています。

持続可能なカカオ調達を推進

今回の支援対象はManso Amenfi地区などで、36校・1,986人が受益者となり、生理用品5,958パックが配布されました。

ロッテは、持続可能なカカオサプライチェーンの構築を重要課題と位置付け、農家までのトレーサビリティが確立された「ロッテ サステナブルカカオ(LSC)」の導入を進めています。

2025年度には、ガーナから調達するカカオ豆について100%LSCへの切り替えを達成し、全体でもLSC率84%を実現しました。

また、児童労働監視改善システム(CLMRS)によるモニタリング、森林減少防止に向けた農園のマッピング、農法トレーニングなども実施しており、生産地が抱える課題の改善と持続可能なカカオ産業の実現に向けた取り組みを継続しています。


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