川崎汽船が海上輸送で応援!南アフリカの子どもたちへ本を届けるCSR活動に注目!

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大手海運会社の川崎汽船は、南アフリカの子どもたちに届けられる約1万2000冊の英語児童図書の海上輸送に協力したと発表しました。南アフリカ・ダーバン港に届けられた本は、南アフリカ国内の小学校および中学校を巡回する南アフリカ共和国のNPO法人SAPESIによる移動図書館プロジェクトに寄贈されます。川崎汽船はCSR活動として2011年より支援を開始し、これまでに10万冊以上の寄贈図書の海上輸送を行いました。

ソニーともコラボ!南アフリカへの海上輸送を無償で応援!

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このプロジェクトは、南アフリカにおいて子どもたちの教育水準向上に向けた支援活動を行っているNPO法人SAPESI(南アフリカ初等教育支援の会:South African Primary Education Support Initiative)が現地で展開しています。日本から寄贈された移動図書館車は、アメリカなど英語圏の各国で収集された児童向け図書を搭載しており、南アフリカ国内の小・中学校を巡回しています。

本プロジェクト向けに寄贈される図書は、川崎汽船と同じくSAPESIの活動趣旨に賛同しているソニーが、英語圏にあるグループ会社において収集しています。川崎汽船は2011年より各国からの図書の海上輸送に協力しており、今年度はシンガポール、UAEやアメリカから、コンテナ船により南アフリカのダーバン港まで計12,000冊を越える児童図書を無償で海上輸送しています。

アパルトヘイトで影響を受けた子どもたちへ!川崎汽船が取り組むCSR活動!

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世界各地から輸送された児童図書は、川崎汽船によって南アフリカのダーバン港まで届けられます。その後は、川崎汽船の現地法人である”K” LINE SHIPPING (SOUTH AFRICA) PTY LTDのスタッフの協力のもと、図書の修復と仕分け作業を現地法人のオフィスで行われます。仕分けられた図書は各地の移動図書館へと搭載され、南アフリカ国内の小学校および中学校の子どもたちへの元へ届けれられます。

南アフリカでは、アパルトヘイト下で不利益を被った人々の経済的・社会的地位回復に関する政策「Broad-Based Black Economic Empowerment (BBBEE)」が導入されています。これにより、企業の所有形態や経営支配、技能開発・事業及びサプライヤー開発、社会経済発展といった各要素についての企業の貢献度がBEEスコアという形で評価されています。川崎汽船の現地法人である”K” Line Shipping (South Africa) Pty Ltdは、同政策を支持しており、貢献度が最上位から2番目に高い「レベル2」の評価を受けています。

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川崎汽船はソニーと共に、それぞれの各国の拠点同士の連携のもと、これまでに10万冊以上の寄贈図書の海上輸送を行ってきました。このプロジェクトにより届けられた図書によって、現地の教育水準が向上するとともに、多くの子どもたちに夢を与えることに寄与できると期待されています。川崎汽船の海上輸送という海運会社ならではのグッドアクション(社会貢献活動)に今後も注目です!

川崎汽船のCSR(社会貢献活動)をもっと知りたい方はこちらまで!


引用/画像元:川崎汽船プレスリリース
Cover Photo Credit:SAPESI Gallery

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