日本発のEVミニバス「Smart BUS(MANA)」が、ガーナの首都アクラで初めて商業運行を開始しました。MAGO MOTORS JAPAN株式会社と現地法人MAGO MOTORS LTD.が推進する本プロジェクトでは、空港近接の大型ホテルでゲスト向けシャトルサービスとして活用されます。
現地人材の育成や雇用創出を進めるとともに、EVの普及を通じて環境負荷の低減や持続可能な都市交通の実現を目指す取り組みとして注目を集めています。
ガーナで日本発EVミニバスが商業運行を開始!
MAGO MOTORS JAPAN株式会社は、現地法人MAGO MOTORS LTD.とともに、2026年6月19日、ガーナの首都アクラにある大型ホテル「MENSVIC GRAND HOTEL」でEVミニバス「Smart BUS(MANA)」のローンチイベントを開催しました。
同ホテルは空港から主要道路を経由して約10分という立地にあり、今後は宿泊客向けのシャトルサービスとしてEVミニバスが商業運行されます。イベントにはJICAガーナ事務所や在ガーナ日本国大使館、政府関係者、大学関係者など32名が参加し、日本とガーナの関係者が新たなモビリティ事業のスタートを祝いました。
また、株式会社QvouとJICAガーナ事務所による車両ラッピングも実施され、企業や公的機関との連携を通じて、ガーナの環境問題や社会課題の解決を目指すプロジェクトとして発信されました。
現地人材育成とEV普及を両立するプロジェクト
「MANA」は株式会社アセンブルポイントが製造・販売する日本発のEVミニバスで、MAGO MOTORS JAPANが車両を所有し、ガーナでの事業展開を主導しています。
2024年夏には、フィリピンの製造拠点でガーナ人カーエンジニア4名が約6カ月間にわたり電気自動車の組立技術を習得しました。帰国後は、その技術を活用してガーナ国内でEVミニバスの導入を推進しています。
本プロジェクトでは、2030年までに1万人規模の雇用創出を目標に掲げるとともに、EVバスの普及を通じて持続可能な交通インフラの整備や快適な生活環境づくりを目指しています。現地での技術移転と人材育成を組み合わせた取り組みは、長期的な産業基盤の形成にもつながることが期待されています。
交換式バッテリー採用で持続可能な交通を推進
EVミニバス「MANA」の特徴は、スワッパブル式(交換式)バッテリーを採用している点です。
充電ステーションに依存せず運行できるため、大規模な充電設備の整備が進んでいない地域でも導入しやすく、環境配慮が求められるエリアでの活用が期待されています。
MAGO MOTORS JAPANは、ガーナのスラム街アグボグブロシーを拠点に、EV事業に加えリサイクル事業や農業事業も展開し、「サステナブル・キャピタリズム」の理念のもと社会課題の解決に取り組んでいます。
今回の商業運行開始は、EVインフラの整備が発展途上にあるガーナにおいて、新たな交通モデルを示すだけでなく、環境保全、雇用創出、地域経済の発展を同時に目指す取り組みとして今後の展開が注目されます。
- 記事提供元:日本発EVミニバス『Smart BUS』、ガーナ共和国で初の商業運行へ|PR TIMES

















