ユニ・チャームは、品川女子学院の生徒による有志団体「CLAIR.」、国連女性機関(UN Women)ケニア支部と協働し、2026年8月21日、ケニア・ナイロビのキベラ地区で女子学生向けの「月経衛生教育交流プログラム」を開きました。
同地区では、経済的理由や知識不足、社会的タブーにより、多くの女子学生が生理中に登校できなくなる「生理の貧困」が深刻な課題となっています。
実施主体は、2026年9月に事業を開始する東アフリカ現地法人SOFY UNICHARM EAST AFRICA LIMITEDです。
キベラの「生理の貧困」に向き合う
ユニ・チャーム株式会社は、「ソフィ みんなの生理研修」などを通じて、生理について気兼ねなく話せる社会づくりを推進してきました。その一環として、2025年に品川女子学院と「包括連携協定」を締結しています。
同校の有志団体「CLAIR.(クレア)」は、「生理期間を生きやすく」を理念に掲げ、生理のタブー視をなくし、性別や世代を超えてお互いを理解・尊重し合える社会を目指して活動する中高生の有志団体です。
他校での「月経衛生教育」の実施実績があり、このたび海外でのウェルネス教育支援のパートナーとして取り組みを開始しました。
一方、今回の舞台となったケニア・ナイロビのキベラ地区では、経済的な理由や知識の不足、社会的なタブーにより、多くの女子学生が生理中に登校できなくなる「生理の貧困」が深刻な課題となっています。
そこでユニ・チャームは、国連女性機関ケニア支部および東アフリカ現地法人SOFY UNICHARM EAST AFRICA LIMITEDとの連携のもと、正しい生理知識の共有と「誰もが尊重される社会づくり」を目指して、本プログラムの実施にいたりました。
日本とケニア、30名をつなぐ授業
プログラムの正式名称は「Menstrual Health and Dignity: An Exchange to Cross Learn 〜「月経衛生教育交流プログラム」〜」です。
開催日は2026年8月21日、ケニア時間の9時から10時(日本時間15時から16時)に、オンラインと対面のハイブリッド形式で行われました。会場はナイロビのKoyaro Centreで、対象はキベラ地区の女子学生30名です。
協働パートナーは、国連女性機関ケニア支部、品川女子学院「CLAIR.(クレア)」、SOFY UNICHARM EAST AFRICA LIMITED、そしてGender Violence Recovery Centerの4者が名を連ねました。
研修は3つの内容で構成されています。まず「CLAIR.(クレア)」によるクイズ形式での月経衛生教育の講義がオンラインで行われ、続いてSOFY UNICHARM EAST AFRICA LIMITEDの社員による生理用品の使い方の講義が対面で実施されました。
最後に質疑応答の時間が設けられ、現地の女子学生が日本の中高生に直接質問できる場となりました。日本の生徒がオンラインで講義し、現地社員が対面で補うという役割分担が、この交流プログラムの特徴です。
学び合いから生まれた気づき
参加したキベラ地区の女子学生からは、日本の学生も自分たちと同じような悩みを持っていると分かって安心した、という声が寄せられました。
質疑応答では、生理中は冷たい食べ物や体を冷やす食材を避けた方がよいといった知識に驚いたという感想や、生理の話題だけでなく好きな音楽など身近な話題でも共通点が見つかりうれしかった、国境を越えてもっとお互いを知りたくなった、という反応もありました。
一方、品川女子学院「CLAIR.」のメンバーからは、普段の日課である家事の手伝いを休んでまで受講した学生がいたと聞き、学ぶ意欲の高さに刺激を受けたという声が上がっています。
生理中は水泳などの運動をして気を紛らわせるという、自分たちとは違う過ごし方を知り、文化や環境の違いに驚いたという感想もありました。
国連女性機関ケニア支部のMary Njeri氏は、生理について産学と連携してこれほどオープンに語り合えたことは大変意義深い機会だったとしたうえで、「生理は決して恥じたり、隠したりするものではありません」と述べ、一人で悩みを抱え込まず周囲を頼ってほしいと参加者に呼びかけました。
ユニ・チャームは、コーポレート・ブランド・エッセンス「Love Your Possibilities」のもと、今後も国境や団体の垣根を越えた協働を通じて、世界中の女性が自分らしく生活できる「共生社会の実現」に貢献していくとしています。
記事提供元:ユニ・チャーム、品川女子学院「CLAIR.」、国連女性機関ケニア支部と協働 ケニアの女子学生に向けた「月経衛生教育交流プログラム」を開催|PR TIMES
















