アフリカで働くとは!?仕事から余暇の過ごし方まで開発ワーカーの日常生活を大公開!〜ザンビア編〜

高校時代の同級生や大学時代の友人たちからこんな質問をよく受けます。

「アフリカってどんなところ?」

「アフリカでどんな生活しているの?」

Africa Questのキュレーションする情報やライター投稿をご覧になると、アフリカ生活のいろいろが見えてくるかと思いますが、今日は「開発ワーカー」のアフリカ生活についてご紹介します。

とはいえ、これはあくまでも僕個人の生活なので、開発ワーカーの皆さんが同じような生活をしているとは限りません。

役職や所属する組織によっても違うでしょうし、もちろん個人的嗜好によっても違うでしょう。

全4回にわたって、僕のアフリカ生活をご紹介します。

第1回は初めて住んだザンビアでの生活について。

仕事

仕事は8時から17時。渋滞が嫌いだった僕は毎朝7時前には自分で車を運転して職場に行っていました。職場はザンビアの官庁だったので、あまり残業していると警備員に追い出されます。そのため、ほとんど残業はせずに定時で帰る毎日。遅くとも18時前後には帰宅する日々でした。残った急ぎの仕事は家でやるという感じです。

日本人も全くいなかったのですが、仕事環境としては大きな問題もなく素晴らしい環境でした。インターネットも10年以上前でしたが、今のエチオピアほど不便も感じませんでしたし。苦笑

職場の同僚

職場が官庁だったので、同僚は官僚(役人)です。中には後にアフリカ開発銀行に引き抜かれるほど優秀なザンビア人がいて、仕事はやりやすかったです。インドで経験したような「大声をあげて喧嘩」なんてことは殆どありませんでした。ザンビア人は穏やか。笑

違う部署のザンビア人同僚とも仲良くなり、たくさんの人に支えられて仕事ができる環境でした。今でもFacebookで繋がっている友人もいます。初めてアフリカに長期滞在して仕事をするという環境としてとても恵まれていたと思います。

職場での事件

職場で唯一残念だったのは盗難にあったことです。仕事を初めて数か月後、僕の執務室に誰かが押し入り僕のラップトップコンピューター(私物)が盗まれました。一番大切な仕事道具で仕事のデータがすべて入っていたので、その後の作業は大変でした。これ以降、しっかりバックアップを取る習慣がついています。

独身者の生活を満喫

ザンビアの首都ルサカに住んでいたのは2005年から2008年。今のルサカほど発展はしていませんでしたが、南アフリカ系の2つの大きなショッピングモールがあったので、特段不自由はありませんでした。

当時、独身だった僕は、自分の時間を自由気ままに使える身だったので、余暇は友人(主に青年海外協力隊や同年代の在留邦人)と遊ぶことが多かったです。週末は気心知れた友人たちと飲み会をしたり、麻雀をしたり、テレビゲームをしたり、BBQをしたりと。

基礎インフラ

当時のザンビアは雨期になると停電、たまに断水がありましたが、居住地区や家のオーナーによる対応によって状況は様々でした。大きな給水タンクがある物件はそれほど断水で困ることもなかったですし、大統領官邸近くの物件は殆ど停電がありませんでした。基礎インフラは日本と比べると不便はあるものの、恐ろしく酷いというほどではありませんでした。

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