アフリカの中のアジア!?珍しい動植物が生息する、マダガスカルから記事をお届けします!

マダガスカルからこんにちは。
青年海外協力隊として2016年1月からマダガスカルで活動している積 奈津子(せき なつこ)と言います。

初めましての投稿ですので、マダガスカルのこと、私自身のことを簡単に紹介させてください。

マダガスカル・・・?

名前を聞いたことがある人は多いと思います。
そう、あの「マダガスカル」の映画でも有名です。が、キングジュリアンが陣取る無人島でもありませんし、キリンやライオンもこの島国には生息していません。

アフリカ大陸の東沖、インド洋に位置するマダガスカルは日本の面積の約1.6倍、人口約2,400万人(2015年、世界銀行より)の島国です。『星の王子様』にも出てくるバオバブの木や指先に収まるほどのカメレオン、童謡でもおなじみアイアイなど、珍しい動植物がいることはよく知られていることかと思います。

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アフリカなのにアジア

人々の主食は米、1日3食、お皿山盛りのお米を食べています。米の産地で見られる棚田は美しく、またマレー系の血を引く人も多いこの国は、まるでアジアの様。アフリカとアジアのカルチャーが絶妙に混ざり合っているのもこの国の魅力の一つです。

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これからアフリクエストでは、そんなマダガスカルの魅力をお伝えできる記事を書いていきたいと思っています。

協力隊に至るまで

『アフリカの王』(講談社・伊集院静著)というタンザニアでロッジを営む日本人をテーマにした小説の中に「一度アフリカに足を踏み入れた人間はアフリカの手に掴まえられてしまう」という一節があります。私がマダガスカルにいる理由もまさにこれ。

大学時代にアフリカ地域研究を専攻し、初めてその地に足を踏み入れたのは、ケニアでのインターンでした。(こちらの記事に掲載されているen plusの仕入れに同行させてもらいました。)当時、就職活動がうまくいかずに鬱々とした気持ちを抱えていたのですが、ケニアの人々は本当に逞しくて、独立心が旺盛で、日本で悩んでいたのが馬鹿らしくなってしまったんですね。アフリカの手に捕まった瞬間でした。

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その後、アフリカと関わって仕事ができそうとの思いで入社した総合商社で4年間働きました。「総合」商社なだけあり、アフリカと仕事をする機会は得られなかったものの、優秀で、強烈な個性で、でも組織のことをいつも考えてて、そんな人たちの中で、社会人スタートを切れたのはこの上ない幸せでした。

一方で、会社員と並行してエシカルファションブランドでのプロボノも行っていました。ここで起業家としての生き方や、一つの会社に縛られない働き方を目の当たりにしたことで、会社員以外の人生を選択肢として考え始めました。

そんなこんなで、2016年1月から農村の生活改善と果物・野菜加工による現金収入向上をミッションとしてマダガスカルで働いています。

これからどうぞ宜しくお願いします!

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