残業、休日出勤に徹夜もあるよ! ボツワナの某ボランティア配属先はブラック組織?!

業者様が神様

ボツワナは産業が少ない=競合他社が少ないので、
お客様は神様ではなく、業者様が神様です。

できる業者がいないため、客が業者に頭下げてやってもらうのがボツワナです。
それでも代わりの業者がいないので仕方なし、切れないんですよ・・・(泣)

怒るとめんどくさいと思われて余計見積もり上がってこなくなるし(泣)
対面で説明しないと納得してくれないから、業者に何度も足を運ばなければならないです(泣)
挙げ句「今お前の家のまえだ、届けにきた」という電話が突然入ったり・・・(泣)
業者圧倒的優位!業者様々!!!

お客様絶対優位の日本からくるとビックリすることだらけでしょう。
下請け的にはボツワナ最高!です。

ハボロネ市内の某業者。見積もりミス、納期遅れがひどかったけど、ココ以外に頼めないものもあるので泣く泣く使う。
ハボロネ市内の某業者。見積もりミス、納期遅れがひどかったけど、ココ以外に頼めないものもあるので泣く泣く使う。

企業への罰則強化と法整備だけで解決すると思えない

なぜならほとんどの企業がそうだから。
今までだって自己解決は試みていて、それができないから今こうなったままなんです。
ほとんどの企業が「そんなことされたらウチは潰れる!」状態だから機能しないんでしょう。

竹槍で米軍の爆撃機に勝てると思ってた太平洋戦争の頃から変わらず、。
未だに週刊少年ジャンプでは根性で難しい局面を乗り切るヒーローが人気だし、
つまり、根性論は文化的に日本人の心に響くってことなんです。
これ変えるのって無理だと思いませんか?
ボツワナ人に「毎朝ルイボス飲むな」っていうのと同じくらい無理だと思います。

また、内部の人間が内部の人間をただすのって大変です。
現にボツワナは頭よくて、
汚れ仕事には外国人を使うケースをチョロチョロ聞きます。
その方が風通しがよくなること、わかっているんですね。

私はボツワナ国内の「出世」や「給与」とは別のところにいる人間ですので
上司に意見を言うことに躊躇は全くありません。
それに気付いたボツ人スタッフが最近は上司に直で言い難い事は私を利用してきたりします。
ガチガチのトップダウン崩して働き易い環境にするには
こういう種類の人間が必要なんじゃないでしょうか?

というわけで、日本の労働局に外国人コンサルみたいな人を入れて
労基法にそぐわない会社の通報があった場合は罰則をつけるのではなく
勤務状況や経営状況を是正するために必要な提案を企業にしていく、というのはどうでしょうか?
JICAボランティアは村等への派遣が多いですが、それの企業版。

予算、言葉の壁とあと文化の高ーーい壁が深刻ですが、
私は日本人による日本人の罰則強化が機能する気がしないのです。
そういう時に外国人(アジア圏以外)の視点を入れたらどう変わるか?と思うのです。

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