スーダン人民解放運動北部、子どもの徴兵・徴用終結の行動計画に国連機関と共に署名!

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2016年11月24日、スイスのジュネーブにてスーダン人民解放運動北部(SPLM-N)と国連機関は、紛争における子どもの徴兵・徴用を終結させ予防するための行動計画に署名しました。SPLM-Nは、徴兵されているすべての子どもたちを解放し、徴兵・徴用を中止するために必要な措置をとることを確約しました。

行動計画が署名!国連・ユニセフから歓迎のコメント!

行動計画の署名式は国連ジュネーブ事務所で行われ、スーダン人民解放運動北部の代表マリク・アガル(Malik Agar)氏が署名しました。マリク・アガル氏は署名式の後、「スーダン人民解放運動北部は紛争下の子どもたちの保護を確約しており、今日の署名もその決意の延長線上にあります」と宣言しました。

また国連モニタリング・報告タスクフォースの共同議長であるスーダン国連常駐調整官兼人道調整官のマルタ・ルエダス(Marta Ruedas)氏とユニセフ・スーダン事務所代表のアブドゥラー・ファーディルは、「私たちはスーダン人民解放運動北部による子どもたちの保護ならびに徴兵・徴用の終結と予防に対する決意を歓迎します。我々国連は、この行動計画の完全な遂行のために支援をする用意があることをあらためて表明します」と述べ、在スーダンの国連機関を代表してファーディル代表が、行動計画に署名しました。

子どもたち徴兵・徴用を中止!その後のサポートも約束!

行動計画によって、スーダン人民解放運動北部は、徴兵されているすべての子どもたちの解放し、子どもたちの徴兵・徴用を中止するために必要な措置をとることを確約しました。軍令の発布や行動計画の完全な遂行を確実にするために国連との調整・協力の窓口となる高官を任命するなど、18歳未満のすべての子どもたちの徴兵・徴用を終わらせるための一連の措置を実施します。

また、スーダン人民解放運動北部は、解放された子どもたちをコミュニティに戻すための手助けをすることも約束しました。

スーダン人民解放運動北部は、行動計画で合意された全ての措置を確実に遂行し、国連より確認が取れた後、国連事務総長が発表する子どもと武装紛争に関する年次報告に別添されている非国家武装勢力リストからの削除の対象となります。


記事提供元:スーダン:子どもの徴兵・徴用終結の行動計画に署名【共同プレスリリース】

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