アフリカ各国の課題を深掘る勉強会が盛りだくさん!東京で開催されるアフリカ関連イベント8選!(2017年2月下旬編)

アフリカ関連イベント2017年2月下旬編です。

今回は厳選した8つのイベントをご紹介!2017年2月下旬は、コンゴやケニア、エチオピアなどアフリカ各国の課題に焦点を当てた勉強会が盛りだくさんです。その他、ケニアでランニングキャンプを運営する方やウガンダで雑貨商品開発を行う方をゲストに招いたセミナーや、アフリカに挑戦する若者を応援するビジコンなども開催されます!ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております!


Q’s カフェ global outsider talk 第7回 地下足袋での農業への挑戦~エチオピアでの地域研究者の報告

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Q’sカフェは「グローバルアウトサイダー」というテーマを掲げ、強い信念を持ち世界に飛び出している日本人をお招きしていきます。彼ら・彼女らの行動力、考え方を共有することにより、新たな価値観との出会いの場を作っていきます。今回お招きするのは研究者として活躍されている田中利和さんです。

田中さんは京都大学で研究員として勤められており、エチオピアをフィールドとして、エチオピア中央高原に住むオロモの人々に伝わる在来の伝統的農法をテーマとして実証的な研究を進められています。長年のフィールドワークを通して田中さんは、在来の牛耕農法の効率性やオロモ族における家畜の意味合いについて調査を進められてきました。そして現在は、住民が裸足で農業に従事していることに着目し、怪我などを防ぐための地下足袋の導入を構想、研究プロジェクトを立ち上げました。現地の起業家や履物産業も巻き込んでの地下足袋の普及を目指して「アフリカにおける労働履物の実践的な研究」というテーマで、文部科学省の科学研究費補助金(科研費)を獲得、プロジェクト化されています。

田中さんは昨年9月から今年1月までエチオピアに滞在し、現地の履物文化や流通の仕組みなどを調査されています。本セミナーでは、エチオピアの農業の実際と課題という視点のみならず、地下足袋をテーマに、技術・文化変容を進める中で直面した課題という視点でもお話しいただきます。今回も20人程度の会場で田中さんからお話を聞く機会をアレンジしました。研究かつ実践という両輪を回されている田中さんならではの生の課題や経験を伺える機会です。ぜひご参加ください

《イベント詳細》

【日時】2017年2月18日(土)15:00〜16:50(17時〜懇親会)
【場所】五反田Vacancy
【参加費】1,000円(懇親会参加の場合は1,000円を別途徴収いたします)
【定員】20名程度
【申し込み】https://goo.gl/forms/67mgBvygxQ9e5DGx1(締切:2月14日(火))

【主催】Q’s カフェ (担当:井上)
【詳細/情報元】Facebookページ

キ・アフリカ定例会〜ウガンダでのオリジナル雑貨商品開発プロジェクトの活動状況とウガンダ文化についての話〜

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2017年2月の定例会前半のアフリカ講座は、特定非営利活動法人ナントンゴ・プロジェクト理事長、宮本啓子(ナントンゴ)さんをお招きし、「ウガンダでのオリジナル雑貨商品開発プロジェクトの活動状況とウガンダ文化についての話」というタイトルでお話ししていただく予定です。

後半のスワヒリ語講座(初級・中級コース)は、スワヒリ語初めての方にも初級コースを用意しています。興味のある方はぜひ参加ください。

《イベント詳細》

【日時】2017年2月19日(日)13:00-16:00
【場所】JICA地球ひろば603議室(東京都新宿区市谷本村町10-5)
【会費】会員(社会人);500円、会員(学生);無料、一般;1,000円、学生;500円
【申し込み】直接会場へお越し下さい。

【主催】キ・アフリカ
【詳細/情報元】Facebookページ

アフリカビジネスラボVol.10〜マラソン王国ケニアで、ランニングキャンプを経営する日本人の話〜

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第10回目のゲストはマラソン王国ケニアにゼロからランニングキャンプを建設し、裸足でのトレーニングを導入したり、自給自足の生活スタイルを取り入れたりしながらケニア選手の育成に取り組む「日本ベアフット・ランニング協会」代表理事の吉野剛さんです。

アジアを中心に各国で裸足ランニングクリニックや講演を行っています。そんな吉野さんが昨年から開始したのがケニアでのランニングキャンプ経営。既に複数のランナーが所属し寮生活を送りながらトレーニングを行っています。しかし、アジアとは大きく文化の異なるケニアで裸足でのトレーニングを導入することは一筋縄ではいかなかったとのこと。

今回は、吉野さんからマラソン大国ケニアで裸足ランニングキャンプを経営しようと思ったきっかけや目指していること、ケニアにおけるスポーツビジネスの実情などについて伺います。アフリカを全然知らない方も大歓迎です!多くの方のご参加をお待ちしております。

《イベント詳細》

【日時】2017年2月22日(水)19:15~21:30
【場所】Cafe Bar Blue Baobab(港区麻布台2-2-12 三貴ビル2F)
【定員】35名
【料金】2500円(アフリカ料理+1ドリンク込み)
【申込み】http://africabusinesslab10.peatix.com/view

TICADVI FUシンポジウム “アフリカの持続可能な開発に向けた産業人材育成”

015年9月の国連総会で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)において、グローバルな課題に配慮しつつ持続可能な経済成長を続け、貧困削減を達成するための重要な前提条件として、人材育成の重要性が、複数の箇所で指摘されています。また、2016年8月に日本政府の主導で行われた第6回アフリカ開発会議(TICADVI)でも、アフリカの産業人材育成の必要性が同様に述べられています。しかし、労働市場は常に変化しており、それをいかに的確かつタイムリーに捉え、柔軟に人材を育てるかは大きな課題として残されています。

こうした状況を踏まえ、JICAと名古屋大学では、アフリカに投資する日本の民間企業の人材需要と絡めながら、アフリカの産業人材育成に関する課題と展望を議論するTICADVIフォローアップ・国際シンポジウム“アフリカの持続可能な開発に向けた産業人材育成”を2017年2月23日(木曜日)14時から18時に開催します。

パネリストのうち2名は産業人材育成制度の大規模な改革を実施しているエチオピアと南アフリカからの参加者で、両国における政府と人材育成調整機関の視点からその取り組みを紹介します。日本からは、この分野におけるJICAの取り組みと課題を紹介するとともに、日本の民間企業の立場から、議論に加わる予定です。ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください!

《イベント詳細》

【日時】2017年2月23日(木)14:00〜18:00
【場所】JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場(東京都新宿区市谷本村町10-5)
【参加費】無料
【言語】日本語、英語(同時通訳有)
【定員】150名(先着順)
【申し込み】イベントページ

【主催】名古屋大学、国際協力機構(JICA)
【詳細/情報元】イベントページ

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