食品ロス削減ベンチャー「ロスゼロ」じゃ。未利用のまま廃棄される製菓材料を使い、「食べる理由があるチョコレート」という意味を込めて高品質チョコレートを開発し、2021円1月27日に発売開始します。
売上の一部を包括連携協定先の自治体を通じて子供食堂等に寄付します。
日本に余ったチョコレート材料を再利用!
ロスゼロは、2018年4月より、「もったいない、を次の笑顔へ」をミッションとし、未利用原料や未利用食品を消費者につなぐことで食品ロスを削減するフードシェアリングサービスを提供している食品ロス削減ベンチャーです。
現在、「サステナブルなチョコレート」は各メーカーが取り組みはじめています。
他企業が取り組むのはチョコレートのフードサプライチェーンの最も川上、つまりアフリカなどの産地のカカオ農家の支援で、教育や労働環境やフェアトレード取引の改善などがあります。
一方ロスゼロは今回、世界のカカオ産地やベルギーから日本に輸入されたあとに着目しました。
日本のチョコレート市場は年間5500億円に上ります。
パティシエやメーカーが作る(仕入れる)需要にあわせて日本に輸入されますが、大きな市場を支えるために用意された材料の中には、賞味期限を残したまま残るものがあります。
川上でこだわったチョコレートであっても、国内に輸入されたのちに余ってしまうのはもったいない!
そのチョコレート材料をオリジナルで製品化し、DtoCで消費者にダイレクトに届けるのは、ロスゼロが初めてとなります。
潜在化していた未利用の原材料を使って、今までにない商流を顕在化させ、新しい商流の創出を目指します。
食品ロスの削減を、2つの面からアプローチ。
食品ロスを減らすアプローチには2種類あります。
一つ目は「発生しないよう防ぐ」、二つ目は「出たものを有効活用する」ことです。
ロスゼロはこれまで、製造・流通で発生した食品ロスの削減に注力してきました。つまり上記二つのうち「発生した食品ロスのシェアリング」サービスの提供です。
今回は、未利用の原材料を製品化し、直接消費者に届けることにより「食品廃棄を減らし、ロスを未然に防ぐ」という一つ目のソリューションに着目しました。
これにより「発生を未然に防ぎ、発生すればシェアリングする」という両輪からのアプローチが可能となります。
サントメ・プリンシペのチョコレートが対象!
今回対象となるのは、ルビー・ダークの二種類とも、Finest Belgian Chocolate発祥の地、ベルギーの中心部にあるバリー・カレボー社のチョコレートです。
同社のチョコレートは、最高級の原料だけにこだわり、バランスのとれたカカオビター風味で人気があります。
ルビーチョコレートは、ダーク・ミルク・ホワイトに続く「第4のチョコ」と言われ、カレボー社が発見から10年以上かけて完成させたものです。
ダークチョコレートの産地は西アフリカのギニア湾に浮かぶサントメ島とプリンシペ島の二つの島からなる小国サントメ・プリンシペです。
ハイカカオ(カカオ分70%)のクーベルチュールです。
パッケージとネーミングに込めた想い!
ブランド名は、『Re;You(りゆう)』です。食べる理由があるチョコレートをあなたに、という意味が込められています。
パッケージは美しいピンクにカカオの実をあしらっています。
美しさを重視したビジュアルにこだわり、食品ロスや環境問題を消費者に押し付けることなく、「可愛い、美味しそう」というポジティブな感情で選んでもらうことを意識しています。
箱を開くと、Re;Youチョコレートの仕組みが中に記載されており、さりげなく消費者にコンセプトの理解をしてもらえるよう促します。
環境に配慮し、ゴミが出にくいたシンプルなパッケージを採用し、コストダウンに成功しています。
商品概要
■販売方法:オンライン ※今後百貨店などで展開予定あり。
■販売開始:2021年1月27日
■価格:ネット限定価格
- 記事提供元:日本初!余った原材料と具材で作る、サステナブルなチョコレート(りゆう)を食品ロス削減ベンチャー「ロスゼロ」がオリジナル開発。DtoCで新たな商流を創り出す。|PR TIMES
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