ルワンダ観光の目玉!ゴリラツアー行ってきたけど死ぬかと思った

【更新 2017/11/07】

ルワンダ青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

ルワンダ観光の目玉とされている、ゴリラトレッキングツアーに参加してきました。

正直、動物とか別に興味ないので「『ルワンダと言えばゴリラ』って言うし、一応見とくか」くらいの軽い気持ちでした。

が、めっちゃ良かった!高いお金払った甲斐がありました。

ただ、何回か「あ、死んだな」と思うほど大変だったので、その様子をお伝えします。

ゴリラツアーの料金やアクセス、おすすめのゲストハウス、レストランについての情報も掲載しているので、ルワンダ訪問予定の方は参考にしてみてください。

gorilla

出発!

朝6時過ぎにゲストハウスでチャーターしたランドクルーザーに乗って出発。

land cruiser
車代は80USD/日。ちょっとランドクルーザー欲しくなりました

一緒に行くメンバーをピックアップしながら、7時前にボルケーノ国立公園の管理センターに到着。

集合時間までは、お茶を飲みながら民族ダンスを楽しめます。

dance
意外と見応えのあったダンス 

7:30ごろから、8人ずつのグループに分かれてブリーフィング。ぼくらは4人だったので、スウェーデンから来た4人組と同じグループになりました。

briefing
ブリーフィングの様子

この国立公園にはいくつかのゴリラの群れがあり、ぼくらの目指す群れは「アマホロ」グループと呼ばれてました。「アマホロ(amahoro)」はルワンダ語で「平和」という意味。

amahoro
アマホログループのみなさん。真ん中がボスゴリラ

今回利用したツアー会社が「アマホロツアー」で、ぼくが泊まっていたのが「アマホロゲストハウス」、さらにグループも「アマホログループ」になったので、「今回はすごくピースフルなツアーになりそうだね!」なんて言っていたんですが、後々あんな恐ろしいことになるとは…。

このブリーフィングでは、「ゴリラ語」も教えてくれました。ゴリラの喋り方っていうと「ウホッウホッ」ってイメージでしたが、実際は「ン”ッン”〜〜」と喉を鳴らすのがゴリラの作法らしいです。

ン”ッン”〜〜

これを一人ずつやらされましたが、地声の高いぼくは一発で喉が潰れました。

ゴリラを探せ!

そこから30分ほど移動して、いよいよ国立公園の敷地内へ入ったのが9時半ごろ。

そこに至るまではお花畑があったりしてすごくのどかな感じでした。

denshogiku
この花は虫除けや香水に加工してアメリカに輸出されてるんだとか

が、国立公園の敷地内に入ってからは想像の22倍くらいハードでした――

ガイドさんがナタで切り拓いてくれた道を一列になって進みます。

倒れた木々を乗り越え

gorilla

茂みの中を這いつくばって進みますが…

gorilla

一向にゴリラが見つからない…

草で生い茂った足元の一歩向こうが崖だったりして、「これ踏み外したら死ぬな…」ってところが何箇所もありました。

とは言えトレッキング自体は冒険みたいで楽しいんですが、なんせかんせ植物が刺さるのがしんどい。

小さくて鋭いトゲのある植物がやたらと多くて、刺さったら思わず「痛ッ!」って声をあげてしまうくらい痛かったです。

leaf

ガイドさんからも「これには触らないでね」と注意されてましたが、手袋を持ってきてなかったので素手に刺さるし、ズボンも暑くなると思って薄手のものを履いてたので生地の上から貫通してくる。

この植物は「イラクサ」だと思われます。

茎や葉の表面には毛のようなとげがある。そのとげの基部にはアセチルコリンヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、とげに触れその嚢が破れて皮膚につくと強い痛みがある。- Wikipediaより

あれだけ痛かったのも納得…自分が軟弱なだけじゃなくてよかった。

アップダウンもかなりあって、トレッキングというよりはもはや厳し目の登山レベル…

takeda

心なしかやつれてきたタケダ。

takeda

「大してゴリラ好きでもないのに、何故私はこのような苦行を…」の図。

小雨が時々降る程度だったから良かったものの、もし雨が酷かったら完全に駄々こねてましたね。帰るって。

この日はゴリラの移動が激しかったらしく、なかなか出会えませんでした。

ガイドさんが無線で仲間と連絡を取りながらゴリラを追いかけること約2時間半。ついにゴリラと対面の瞬間が――

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