アフリカ・マラウイで半年生活するとこうなる!〜自分に起こった4つの変化〜

マズカバンジ―!(マラウイ共通語チェワ語で”How are you?”)

2016年1月14日。寒い冬の日本から、夏が明けたばかりのマラウイに降り立った日。
そんな日から、あっという間に半年がたちました!

一時期ホームシックに悩まされたときは少し時間がたつのが遅く感じましたが、
活動や生活に慣れてきてからの時間はあっという間でした・・

今回は振り返りも込めて、この半年マラウイで生活して変化したことを考えてみます。

半年の心理的変化

  • マラウイが新鮮な時期:1か月目-2か月目
  • ホームシック時期:3か月目
  • 友達もできて活動が軌道に乗った時期:4-5か月目
  • 自分がマラウイ人化してきたなと感じる時期:6か月目

旅行でアフリカに来るのとはまた違う変化。
アフリカに半年いたらこうなります!

マラウイで半年生活して変わったこと4つをお届けします。

①効率だけがすべてじゃないと知れた

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アフリカに来る前は、日本で一番忙しい場所 東京でOL生活を送っていました。

残業は当たり前。家に着くのは早くて9時。時々12時。土日もたまに出勤アリの、
「ザ・サラリーウーマン」生活でした。(そんな生活も、時々は楽しんでいました)

そんな生活で、毎日時間に追われていました。
常に早歩き。予定の優先順位を常に考える。面倒だと思ったら話は聞かない(最低の人間だ!)。

常に「次何するんだっけ?」って考えていたように思います。

そんな生活から一転、マラウイはすべてがゆっくり!
基本マラウイ人は、一日に一つか二つの予定しか入れません。

30分遅れ、当日キャンセルは当たり前。スケジュールは守らない。(もともと守るつもりがないかも)
時計を持っていないので、太陽が沈んだら家に帰る。(電気がなくて夜は活動できないから)

郷に入れば郷に従え。効率が悪くても周りに合わせるしかありません。

東京生活からマラウイ生活になったとき、反作用で忙しい生活が懐かしくなり、「忙しい日本に帰りたいな・・!」と思った時期もありました。笑(ホームシック時期)

でも半年。「効率を優先する社会」「約束を守る社会」にはない、マラウイの良さが見えてきました。

効率を優先しないからこそ、相手を待つ心が生まれ、お互いストレスフリーでいられます。

また約束を必ずしも守る必要がないからこそ、当日のスケジュール変更に柔軟に対応できます。例えば、午後から急に銀行に行かなきゃいけなくなった時も、「じゃあこれは明日するね」と対応してくれます。

そんなゆったりした社会のなかで、人と人はゆったり談笑し、強いきずなを深めているような気がします。マラウイはお互い助け合いの文化。

強い人間関係があるからこそ、貧しい生活の中でも助け合って暮らせています。

マラウイにはマラウイの環境に合った、時間の流れ方があるんだなあと思えるようになりました。
そして忙しい・効率を求める日本社会だけが、世界のスタンダードじゃないことを知りました。

時々は予定いっぱいの充実した時間が懐かしくなりますけどね!笑

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