「ガーナの子どもたちに栄養を届けたい!」という想いから認定特定非営利活動法人DooooooooとファッションブランドCLOUDYは、食農教育へのアクションを続けてきました。
今回、NPO Dooooooooと宮崎県宮崎市が連携し、西アフリカのガーナの学校給食を、より健康的かつ安定的に提供するための農業プロジェクトに挑戦します。
ガーナに学校を建設!教育機会の創出を!
NPO Dooooooooは2010年に設立以来、アフリカの子どもたちへの教育支援に注力してきました。
2018年、アフリカの西部に位置するガーナ共和国の貧困地域であるボルタ州のアブイ・チタ村に幼稚園、小学校を開校しました。
2021年には中学校も増設し、現在では約500名の子どもたちが通うことができており、給食支援も継続して実施してきました。
食農教育 CLOUDY FARM PROECT!
本来、公立学校の給食はガーナ政府が負担するのですが、財政難の為、給食を提供できていない学校が多く存在するのが現実です。
NPO Dooooooooが1食の給食にかけられるのは、一人あたり40円です。
その内容は炭水化物とスープが中心で、給食支援をはじめてから就学率は157%伸びたものの、子どもたちに十分な栄養を届けられてないという課題を抱えていました。
さらに、野菜の価格高騰が追い打ちをかけたことで、1食40円という予算では子どもたちに栄養バランスのとれた給食を提供するのが難しいのが現状です。
宮崎からガーナに栄養を届けるアクション!
「自分たちでできることは、自分たちでやってみたい!」という現地の声から、2021年から『CLOUDY FARM』が始まりました。
支援に頼るのではなく、自分たちの力で自給自足できる未来を目指し、学校の子どもたちだけでなく、地域の人々の生活までも支えていく「村の未来を育むファーム」へと成長させていきます。
ガーナに似た温暖な気候で農業が盛んな地域を訪問し、日本の農業のノウハウや技術を学びたい、そんな思いで国内調査を進めていた時、日本国内で食料自給率(生産額ベース)第1位の宮崎県宮崎市とのご縁がありました。
農家の方々の培ってきたノウハウや技術を活かし、現地ガーナでの技術指導や、日本からの野菜・穀物の苗の輸出、新たな品種開発面で協力することで、ガーナの気候にあった農作物を生産することで、ゆくゆくは2万人のコミュニティへの野菜の供給を目標に活動しています。
NPO Dooooooooは、『CLOUDY FARM』のアクションを通して、子どもたちに「おいしい」と「栄養」を届けるだけでなく、産業・雇用を創出することで村全体の自立支援にもつなげていくことを目指します。
クラウドファンディング概要
- タイトル:宮崎からガーナに栄養を届ける『CLOUDY FARM』
- 期間:2022年4月27日(水)~6月10日(金)
- プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/386743
- 記事提供元:『CLOUDY FARM』のクラウドファンディング、始まります!|PR TIMES