NPO法人グッドライフ、ザンビアのメへバ難民キャンプで初柔道大会を6月20日に開催!

南部に位置するザンビア共和国のメヘバ難民キャンプで、認定NPO法人グッドライフと日本の柔道家たちが手を携え、国連の「世界難民の日」に合わせた柔道イベントを開催します。

北京五輪銅メダリスト中村美里さんの名を冠した「中村美里杯」や、柔道着の寄付、ルサカでの柔道指導ワークショップなどを通じて、難民の子どもたちに希望と自立への一歩を届けるこのプロジェクトは、アフリカの柔道発展と日本との絆を深める大きな試みです。

メへバ難民キャンプで柔道大会を初開催!

2025年6月20日、ザンビアのメヘバ難民キャンプで開催される「世界難民の日」の式典の一環として、認定NPO法人グッドライフは、100着の柔道着を難民の子どもたちに寄付するセレモニーを実施します。

続く6月21日には、ザンビアで初めて日本人オリンピックメダリストの名前を冠した柔道大会「中村美里杯」を開催します。

このイベントには、中村美里さん本人のほか、柔道界の著名人である井上康生氏や半谷選手なども協力し、大会のティザー動画も公開されています。

ザンビア柔道協会も注目するこの大会は、難民の子どもたちが自信と誇りを持つ大きな一歩となることが期待されています。

ザンビアでの柔道の役割とは

ザンビアはアフリカの中でも柔道が盛んな国のひとつであり、柔道の黒帯を取得することが、軍や警察など安定した職への就職に繋がる社会的背景があります。

特に女性にとっては、柔道が自立の手段となることも多く、その人気は根強いものがあります。しかし、難民キャンプにおいては十分な柔道着や指導環境が整っておらず、多くの子どもたちが柔道に触れる機会を持てていません。

こうした状況の中、日本の柔道家たちからの支援は、単なるスポーツを超えて、未来への道を切り拓く大きな力となっています。

スポーツ発展が国際協力の架け橋へ!

今回の寄付活動や大会は一度きりの取り組みではなく、継続的な支援の第一歩です。

2024年にも同様のイベントが開催され、約5,000人が集まる式典で柔道演武が披露されましたが、多くの参加者が帯や道着を持っていない状況に直面しました。

その課題を受け、NPO法人グッドライフは講道館やJUDOsなどの協力のもと、柔道着の寄付を継続して行っています。

また、柔道を通じて技術や心構え、そして希望を伝えることが、今後のアフリカにおける持続可能なスポーツ発展と国際協力の架け橋になることが期待されています。

東京五輪男子代表監督を務めた井上康生氏も、ビデオメッセージを通じてこの活動を力強く後押ししています。

【ザンビア メへバ難民キャンプイベント告知動画】

【世界難民の日 in メへバについて】

 


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