世界初の黒人サムライ「弥助」に敬意を込めたナッツ登場!滋賀発「YASUKE NUTS!」が関西万博モザンビーク館で発売開始!

滋賀県近江八幡発のナッツ専門店「Going Nuts!」が、2025年大阪・関西万博モザンビークパビリオンにて、世界初の黒人サムライ・弥助をモチーフにした新商品「YASUKE NUTS!(ヤスケナッツ)」を発売しました。

滋賀県産の伝統木桶醤油に漬けた特大カシューナッツは、弥助の存在感と強さを表現。日本とモザンビークの歴史的つながりを背景に、1粒のナッツから平和を紡ぐ「ナッツロード」構想を掲げています。

弥助の魂を受け継ぐ新ブランド「YASUKE NUTS!」誕生

「YASUKE NUTS!」は、滋賀県近江八幡市のナッツ専門店「Going Nuts!」が手掛ける特製カシューナッツです。

弥助のように力強く堂々とした存在感を持つ特大サイズのカシューナッツを、滋賀県の老舗・水谷醤油醸造場の伝統木桶仕込み「日々是好日 濃口醤油」にくぐらせ、丁寧にローストして仕上げています。

木桶で二夏一冬をかけて醸造された醤油の深みある味わいがナッツの香ばしさと融合し、奥行きのある風味を生み出します。その黒く輝く色合いは、弥助の肌と誇りを象徴。地域の伝統と異文化の融合をテーマにした、まさに滋賀から世界に誇る一品です。

製造は、熟練スタッフが一粒ごとに温度と時間を調整しながら行い、外はカリッと、中はしっとりとした理想的な食感に仕上げています。

またパッケージデザインには、アーティスト村林春果氏によるアートワークが採用され、ナッツを通じた文化交流と平和への願いが込められています。

「ナッツロード」でつなぐ日本とモザンビークの新たな絆

「YASUKE NUTS!」の開発背景には、日本とモザンビークを結ぶ歴史的な絆が存在します。戦国時代、アフリカ出身の弥助は宣教師に伴われて来日し、織田信長に仕えた世界初の黒人サムライとして知られています。

その出身地とされるモザンビークは、1970年代に世界最大のカシューナッツ生産国でしたが、内戦の影響で産業が衰退しました。

Going Nuts!はこの歴史に着想を得て、モザンビーク産カシューナッツの復興と農家支援を目指す「ナッツロード」構想を推進しています。

「ナッツロード」とは、1粒のナッツを通じて平和・持続可能な未来を築く道を意味します。生産者支援・公正取引・現地加工技術の再興・環境保全を柱に、アジア・中東・アフリカを結ぶ貿易ネットワークの構築を目指しています。

今後はアジア産からモザンビーク産カシューナッツへ完全移行を進め、現地加工体制の再構築、トレーサビリティの強化、日本市場への本格導入などを計画。単なる商品販売にとどまらず、歴史・経済・文化を結ぶ現代版「シルクロード」として、新たな国際協力の形を提示しています。

万博モザンビーク館から広がる平和への一粒

「YASUKE NUTS!」は、大阪・関西万博2025のモザンビークパビリオンで限定販売されています。同館は「どこまでも広がる水平線をその目に」をテーマに、豊かな海洋文化と持続可能な発展を紹介。館内には伝統帆船を模したベンチが設置され、訪れる人々がゆったりと展示を楽しめる空間です。

そこにGoing Nuts!の「YASUKE NUTS!」が加わることで、モザンビークの自然と日本の職人技、そして弥助の物語が調和した新たな文化体験が生まれています。

エバンジェリスト社は、今後1年以内にモザンビークとの直接取引を開始し、3年以内には「モザンビーク産YASUKE NUTS!」として世界展開を目指すとしています。

また、弥助や天正少年使節団をテーマにしたシリーズ商品開発、「ナッツロード」の他国展開も構想中です。滋賀発の小さな一粒が、国境を越えて平和と共創の象徴となる未来が期待されます。


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