近代化の波に乗れ!ウガンダが今、絶好の機会なワケ!
過去10年の間は、東アフリカで一番外資の流入が多かった国はウガンダの隣にあるケニアでした。70年代、イディ・アミンの独裁政権によって社会、政治、経済が大きなダメージを受けたウガンダは、特に経済発展と近代化においてケニアから10年ほどの遅れをとっており、アフリカ進出に関心のある日本の中小企業にとっては絶好の機会と言われています。
塩光氏は、「アフリカの経済大国の一つである隣国ケニアを指標にして、ウガンダも同じように、近代化の歩みを進めることを目指しています。これから先の10年、町々を都会化し、地方のコミュニティを開発するための新しい技術、サービス、製品がウガンダでは必要とされることが予想されます。メード・イン・ジャパンは、今後のウガンダに大きな価値をもたらすことができるのです」と語っています。
地理的にも重要なウガンダ!周辺人口は2億人以上!
ウガンダは、成長の確かな契機を迎えています。現在のウガンダの人口は約3800万人、毎年3.4%という高い割合で人口が増加しており、商品、サービス、雇用の需要が年ごとに急増しています。年間GDP成長率は5.5%で、サハラ砂漠以南の地域の平均は4.6%を大きく上回っています。今後も安定して高い割合で経済成長を続けると予測されています。
また、ウガンダは、タンザニア、ケニア、ルワンダ、コンゴ共和国、南スーダンに接する、戦略的に重要なアフリカの中心部に位置しています。これらの隣接諸国の人口は、合計して日本の2倍相当、約2億5千万人にものぼります。
さらには、東南部アフリカ市場共同体(COMESA)のメンバー国として、19カ国(合計4億7千万人以上の人口)からなる経済ブロックと自由貿易協定を結んでいます。COMESAメンバー国の年間輸出総額は約1,230億ドル、輸入総額は約1,710億ドルにものぼります。
アケチ=オクロ駐日大使によると、ウガンダは、日本の中小企業を心から求めているそうです。またウガンダには、多くの分野において、大規模で歴史のある工場があり、才能ある人材を他の市場と比較して低コストでの雇用が可能です。
市場として熱いウガンダに上記のような取り組みが加わることで、今後日本企業のさらなるウガンダ進出が増加すると期待されています。
引用元:ウガンダにある日本企業が1年で2倍の数に 駐日大使館、「East x East」プロジェクトを追い風に 増加傾向維持を目指す(プレスリリース)