② 文化が違いすぎる
「日本とマラウイは違う国だから、文化が違うのなんて当たり前じゃん!」と思われそうですが、
問題は文化の違いがものすごい大きいこと。
その差は先進国間での文化の違いに比べても、格段に大きい気がします。
同じ任地にいるノルウェー人の友人も同じようなことを言っていました。
マラウイと日本、マラウイとノルウェーの文化が違いすぎて、
日本とノルウェーが同じ文化圏だと感じるくらい。
(マラウイ人と比べると、本当にツーカーで話が合ったりします。)
例えば、
さとうきびを歯でむしり取って食べたり。
時間や約束にルーズだったり。
どこでもオープンに赤ちゃんに母乳をあげたり。
文化が違っても、もちろん相手の文化をリスペクトする事はできます。
メリットを理解することもできます。
異文化理解は大切。
でも、いくらメリットを理解していても、
「自分がその文化の中に溶け込んで、同じように生活できるか?」
と言ったらそうとも限りません。
母乳をあげる大切さは分かりますが、私はまだ道で胸を出して赤ちゃんに母乳をあげる勇気はないですし、
毎日シマと野菜だけ食べて過ごしたいとも思えません。
さとうきびは一度チャレンジしましたが、歯が折れそうなので再びやろうとおもいません。
(さとうきび美味しいんですけどね笑)
そう考えると、その文化に入って溶け込むのは相当ハードルが高いように思います。
同じ行動ができないのに、マラウイ人の輪の中に入って、親友を作るのは少し難しい。
特にマラウイは外国人が少なく、外国人と仲良くした経験がある人も少ないです。
相手に「日本文化と違うからできないや」と
文化の違いを分かってもらうことを求めても、難しいかもしれません。
③共感が得られにくい
親友になるには、共感できるかどうかが凄い大切だとと思います。
「これ面白いよね!」「だよね!」と趣味などで意気投合すると、
一気に関係が縮まるということは、心当たりある人も多いんじゃないでしょうか?
①金銭感覚の違い、②文化の違い があり、
今まで経験してきたバックグラウンドが大きく違うので、
共感を得るのは、同じ国や先進国の人に比べて、難しいような気がします。
たとえば、友人の家でシマをご馳走になったとき、
本当にそのシマは美味しいんですが、もっと美味しい日本食のことは、栄養のことは、
彼に伝える事ができません。
お気に入りの歌手やディズニーランドなど、好きなことを一緒に楽しく話したりできません。
PCやインターネットを持っていない友人には、PCや映画の話もできません。
たぶん私がしたくても出来ない話をもっているように、
マラウイ人の友人にとっても、話したいのに私が理解できない話は一杯あるんだろうと思います。
そんなちょっとしたモヤモヤ。
話したいのに、すべて心の内をさらけ出せないような気がする事が、
友人との間に壁を作っているのかもしれません。
以上、ネガティヴな話ですが、本音を晒してみました!笑
そんなことないよ!柔軟性が足りないだけじゃん?という声は重々承知。
日本に多種多様な人がいるように、マラウイにも色々な人がいるので、
住んでいる場所(田舎・都会)、階級、バックグラウンドなどによって、
当てはまらないケースは一杯あると思います。
その証拠に、
先輩隊員の中には、マラウイ人の親友がいたり、マラウイ人と付き合ってたり、
マラウイ人と結婚した人もいます!!
こんな分析を言い訳にせず、これから頑張っていくことを誓います!w
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