第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)が、2016年8月27日、28日にアフリカのケニアで開催されました。多数の大手企業が選ばれている中、 タンザニアで置き薬を広める活動を行っているAfriMedicoが、唯一NPO法人としてジャパンフェアに出展しました。10月2日(日)に代表を務める町井氏を招き、「アフリカビジネスラボVol.6」が開催されます!TICADの報告会も兼ねたイベントですので、現場の熱気を感じたい方はぜひ足をお運びください!お申込みはこちらから!
富山の置き薬をアフリカへ!話題のNPO、AfriMedicoとは!?
AfriMedico(アフリメディコ)は、日本の伝統的な「富山の置き薬」の仕組みをアフリカに広める活動を展開しているNPO法人です。家庭などに薬を預け、後に使用した分の代金を回収、薬の補充を行う配置薬の仕組みをアフリカに展開することで、早期治療や重症化防止を目指しています。
現在、理事とプロボノ(専門知識を生かしたボランティアスタッフ)を含めて約20人が所属しており、アフリカでの医療環境の調査、配置薬システムの普及、医薬品を通じた医療教育や知識啓発、アフリカの現況を伝えるためのイベント活動などを実施しています。
NPO法人として唯一!TICADへブース出展した成果とは!?
TICAD(Tokyo International Conference on African Development)とは、日本政府が主導するアフリカの開発をテーマとする国際会議です。2016年8月に開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)は、初となるアフリカでの開催となりました。またサイドイベントとして開催されたジャパンフェアには、日本から多くの企業が参加しており、AfriMedicoは唯一のNPO法人としてブース出展を行いました。
AfriMedicoカラーのオレンジと置き薬箱がアクセントのブースには、予想を大きく上回る多くのアフリカの方々が次々と訪れました。置き薬の仕組みを説明すると、一様に興味をもってくれ、ビジネス展開しているタンザニア以外のアフリカ諸国から進出の依頼や協業の誘いがあるなど好意的な反応を多く得ました。
AfriMedicoにとって置き薬(OKIGUSURI)がアフリカの国々の現状に求められていることを強く再認識するブース出展となりました。TICAD VIで採択された「ナイロビ宣言」は、アフリカの緊急の課題として(1)産業化、(2)保健、(3)社会の安定、の3つの柱が立てられました。AfriMedicoは保健を軸に活動しており、TICADへの出展を通じて、アフリカの課題改善への貢献を目指します。
TICAD報告会!代表も登壇するアフリカビジネスラボが見逃せない!!
第5回アフリカビジネスラボのゲストとして、AfriMedicoの代表を務める町井さんが登壇します。町井さんは40億人のためのビジネスアイでコンテスト ファイナリスト、TokyoStartupGatway 最優秀賞受賞、人間力大賞 ファイナリストなど今、大きな注目を集めている女性起業家です。
今回は、これまでの活動の軌跡だけでなく、TICAD Ⅵの様子もお伝えくださいます。実際の現場の熱気を感じられる貴重な機会ですので、ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。
第5回アフリカビジネスラボ「タンザニアで置き薬を広める女性起業家の話」
【日時】10月2日(日)16:30~19:00
【場所】ソーシャルビジネスラボ(東京都中央区日本橋蛎殻町1-21-6 2階)
【アクセス】
1.東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅出口3から徒歩3分
2.東京メトロ日比谷線「人形町」駅A2出口から徒歩7分
3.東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅4a出口から徒歩7分
【定員】30名
【料金】2,500円(懇親会費用込み)
【お申込み】Peatixよりお申込みください!
※定員30名なので、ピンと来たらお早めにご予約下さい。
【スケジュール】
16:00 参加者受付
16:30~16:50 イベントの趣旨説明
16:50~17:50 ゲストによる活動紹介(プチワークショップ)
18:00~21:00 懇親会(途中退出OK)
※懇親会は同じ開場で行います。
※お酒・ジュース・軽食をご用意いたしますので、お時間許す限り交流ください。