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ドローンのソフトウェア開発企業であるCLUE社は、西アフリカのガーナ政府機関であるガーナ高速道路局と約14,000kmの道路をドローンを使って点検作業を実施する旨の協力協定(MOU)を2017年5月に締結しました。ガーナの政府機関がドローン関連企業と協定を締結するのは史上初の取り組みで、またアフリカ全土においても政府機関と日系ドローン企業が提携するのは初の事例となります。

道路の点検を目視で実施!ガーナのインフラ事情!

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ガーナ高速道路局(GHA:Ghana Highways Authority)は、ガーナの国土交通省が持つ5つの実施機関の1つです。ガーナの高速自動車国道、一般国道、主要地方道などの幹線道路に関する計画、管理、開発に責任を持つ機関として、1974年に設立されました。

西アフリカに位置するガーナでは、経済成長の伸びにインフラ整備が追いついておらず、補修が必要な道路が数多く存在しています。しかし実際の点検作業は、現場作業員が道路を歩きながら目視で欠損を探しており、欠損を発見した場合は用紙に手書きで記入する方法で行われています。その後、用紙をオフィスで別の保存用紙に手書きで写しているなど、多大な時間と人手が必要です。

アフリカ史上初!ガーナ政府機関とドローンを使って道路点検!

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2017年5月、CLUE社はガーナ高速道路局とMOUを締結しました。アフリカにおいて政府機関と日系ドローン企業が提携するのは史上初の事例となります。2014年に設立されたCLUE社は、「ドローンが当たり前に飛び交う世の中に」をミッションに、主にドローンのソフトウェアを開発しています。

今回CLUE社は、GHAが管理している約14,000kmの道路の点検作業をドローンと独自に開発したクラウドのシステムによりワンストップでサービスを提供します。上空から道路を数キロメートル単位で撮影し、その画像を道路全体が把握できる1枚の2次元データ、または立体的な3次元データに変換することで、従来の点検作業と比較して約10分の1以下に作業時間を短縮することが可能となります。

またクラウド上で道路の画像データを蓄積することで、道路の舗装状況の経年劣化を把握し、AI(人工知能)の画像解析技術を用いることにより自動で欠損箇所を特定していきます。

CLUE社は道路点検で得た知見を、今後アフリカ各国や日本で幅広いドローンビジネスに活かしていきます。

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