求人サイトなどを運営するじげん社は、アフリカ向け中古車輸出プラットフォーム「Car-Tana.com(カタナ)」を立ち上げました。日本の中古車ポータルサイトでは初となる「自動車ローン」を組めるファインナンスサービスをサイト内に導入しており、これまで資金的な理由で購入できなかった潜在ユーザーの獲得を狙います。まずは東アフリカのケニアにて同サービスの提供が開始されました。
アフリカで高まる日本車ニーズ!
品質の高さなどから日本車の設計技術は海外で高く評価されています。日本では流通総台数に占める中古車輸出台数が年々高まっており、2016年は年間約120万台以上の中古車が輸出されました。中でも新興国は一定の購買力を持つ所得層が増加傾向にあり、輸出先として今後更なる市場拡大が見込まれます。
特にアフリカ地域ではスマートフォンの普及により、インターネットユーザーが急増しています。中古車ディーラーを通じて流通量の少ない日本の中古車を購入するよりも、インターネットメディアを通じて日本から直接個人で購入する方が、安心で安価に購入できるため、人気が高まっています。
一方で、一般的な中古車輸出サイトでは、個人の与信情報を提供する専門機関がないことでローンが組めず、多くの購入者が現金一括払いで中古車を輸入しています。高い潜在ニーズを持つ多くの海外ユーザーが、資金的な理由で車を購入できていないのが現状です。
自動車ローンサービスをケニアで開始!
求人サイトなどメディアプラットフォーム事業を運営しているじげん社は、分割払いが可能となる「自動車ローン」サービスを日本で初めて導入した”アフリカ向け中古車輸出プラットフォーム「Car-Tana.com(カタナ)」”をローンチしました。
これは支払いが滞った際に遠隔で車両を停止し、回収できるGPSモジュールを輸出された中古車に設置することで、「自動車ローン」を組むことを可能とたファイナンスサービスです。。
最初にサービスが開始される東アフリカのケニアでは、中古車販売のECサイトを運営するマシャリキライズ(Mashariki Rides Ltd.)と自動車ローンを提供するアリオス・ファイナンス・ケニア(ALIOS FINANCE KENYA)と提携し、同サービスを提供します。
この仕組みにより、より多くの海外ユーザーが日本の良質な中古車を安心・安全に購入することができるようになります。現在はケニアのみで利用可能ですが、じげん社は今後様々な国で導入していく予定です。
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記事提供元:日本初!海外向けに“自動車ローン”が組めるファイナンスサービスをサイト内で提供。中古車輸出プラットフォーム「Car-Tana.com(カタナ)」本格始動|PR TIMES