パナソニックは、世界の無電化地域に対して計10万台のソーラーランタンを寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」において、初めて南アフリカ、スワジランド、レソトで活動するNGOに対して1,584台のソーラーランタンを寄贈しました。また、コンゴ民主共和国に対しても国連開発計画(UNDP)を通じて900台のソーラーランタンを寄贈しました。同社は、これまで22カ国に累計8万台を寄贈しています。
パナソニックが実施するCSR活動「ソーラーランタン10万台プロジェクト」!
パナソニックは、創業100周年を迎える2018年までに、世界の無電化地域に対しソーラーランタンを計10万台寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を実施しています。同プロジェクトは、2012年のミャンマーでの寄贈を始めとし、2017年3月までにアフリカやアジアなどの開発途上国を中心に22カ国、83,666台を超えるソーラーランタンを寄贈してきました。
世界には現在もなお、アジアやアフリカ諸国など途上国を中心に、約12億もの人たちが電気のない生活を送っており、その約半数以上の6億人以上がアフリカ諸国で生活しています。パナソニックは、これまでに10カ国のアフリカ諸国に対し、国際機関、NGOを通じて約1万5千台のソーラーランタンを寄贈してきました。
ソーラーランタンの明るい光によって、医療、教育、経済などの活動を夜間でも円滑に行なうことができ、また灯油ランプによる健康被害もなくなり、燃料代が不要となって家計の負担が減っていることが報告されています。
南アフリカなど3カ国に初めて1584台を寄贈!
2017年3月22日(水)、パナソニックは本プロジェクトにおいて初めて、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ財団 (Nelson Mandela Foundation)、スワジランド王国のオール・アウト・アフリカ財団 (All Out Africa Foundation)、レソト王国のレソト・カソリック協議会 (Lesotho Catholic Bishops Conference)に対して計1,584台のソーラーランタンを寄贈しました。
南アフリカのネルソン・マンデラ財団で開催された寄贈式典には、南アフリカの政府関係者や、廣木 重之駐南アフリカ日本国大使らが出席しました。廣木大使は、「再生可能なエネルギーとして有望なソーラーランタンが、南アフリカ、スワジランド、レソトの3カ国で有効に活用されることを期待しています」と述べました。
また、寄贈先の一つで今回の式典会場となったネルソン・マンデラ財団CEOのハッタン氏は寄贈への謝辞を述べた後、「来年のネルソン・マンデラ生誕100年にむけて、私たちは南アフリカの人々の暮らしを変える活動に挑戦している。”光(あかり)”は人々の暮らしにとってとても大切なものであり、光(あかり)を家に届けることで、人々の暮らしが向上するきっかけになる」と語りました。
また、パナソニックは同時にコンゴ民主共和国に対しても国連開発計画(UNDP)を通じて900台のソーラーランタンを寄贈しました。これまで寄贈したアフリカ諸国ではパナソニックの品質は高く評価されています。
今後もパナソニックは、同社の技術・製品を積極的に活用したCSR活動である「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を推進し、無電化の地域に暮らす人々へより良い生活を届けすることで、「A Better Life, A Better World」の実現に貢献していきます。