アフリカの今を切り撮る写真コンテスト『Africa 2017 Photo Competition』の受賞作品が発表され、”タブレットで学ぶマラウイの子ども”が最優秀賞を受賞しました。今年で3回目を迎える同コンテストは、大手物流会社アジリティがスポンサーを務めており、都市、産業、技術の3つのカテゴリーに約4000通の応募がありました。
アフリカの今を切り撮る写真コンテスト!
『Africa 2017 Photo Competition』は、世界100ヵ国以上に拠点を持つ世界最大級の総合物流会社アジリティがスポンサーを務める写真コンテストです。
アフリカの変革と近代化を捉えることをテーマに、都市(Cities)、産業(Industry)、技術(Technology)の3つの部門に分かれています。各部門の優勝者には2,000米ドルが、最優秀賞にはさらに2,000米ドルが授与されます。その他、主要な雑誌やイベントなどに写真が掲載されます。
3回目となる2017年度は、60カ国以上のプロとアマチュアフォトグラファーから4,000枚以上の応募がありました。
タブレットで学ぶマラウイの子どもが最優秀賞に!
最優秀賞には、テクノロジー部門を受賞したイギリス出身のJudith Hermetter氏が撮影した”タブレットでローカル言語を学んでいるマラウイの子ども”が選ばれました。
また都市部門ではケニア出身のJoshua Wanyama氏が撮影した”ナイロビの夕日”が、産業部門ではエジプト出身のMohamed Kamal氏が撮影した”ルクソールを浮遊する熱気球”が優秀賞を受賞しました。
受賞した写真は、CNBCアフリカテレビ放送での紹介やフォーブス・アフリカ紙への掲載に加え、アジリティ社のプロモーションなどに使用されます。
アフリカの技術シフトを示した1枚!
アジリティ・アフリカ社のCEOはを務めるGeoffrey White氏は、最優秀作品に関して「アフリカの人々が知識や情報にアクセスできるようになった技術的変化が示されている。これまでアフリカのインフラに投資してきた企業として、この大きな進歩を写真を通して共有できることを誇りに思っている。」と述べました。
また審査員を務めたCNBCアフリカの編集長Bronwyn Nielsen氏は、「この写真コンテストは、学校で活用されている最先端技術、観光の機会、成長を続け活気に溢れている都市など、アフリカで実際に起こっていることを伝えるための大切な機会となっている。」とコメントしています。