三菱商事、アフリカでのオフグリッド分散電源事業へ参画!ソーラー発電・家電キットを販売!

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三菱商事は、フランス電力公社とアフリカのオフグリッド地域(無電化地域)において蓄電池を活用した新しいビジネスを推進するため、NEoT Offgrid Africaに出資参画しました。コートジボワールなどのオフグリッド地域において、ソーラー発電・蓄電池と生活家電のセットを一般家庭向けにレンタルする事業を展開します。

三菱商事、フランス電力公社と様々な取り組みを実施!

フランス電力公社(EDF:Electricité de France)は1946年に設立され、フランスを中心に、世界各地で電力事業を展開しています。

三菱商事とEDF社は、社会インフラや再生可能エネルギー等、政府の方針に基づいた投融資を行う仏国公的金融機関であるCaisse des Dépôts et Consignationsと共に、2017年にNEoT Green Mobility(NGM)を設立しました。

NGM社では蓄電池を活用し、欧州都市部の交通局・交通オペレーターなどに電動バスや充電設備のレンタルを含めた電動モビリティ事業を推進しています。交通局・交通オペレーターのEVバス導入に伴う資金負担や効率的な運航の課題に対するソリューションとして、ファイナンス、保守管理、運用、充電の最適化などのサービスを提供しています。

アフリカのオフグリッド分散電源事業への参画!

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三菱商事とEDF社は、アフリカの無電化地域(オフグリッド地域)において蓄電池を活用した新しいビジネスを推進するため、NEoT Offgrid Africa(NOA)に出資参画しました。他にも欧米、アフリカ地域のインフラプロジェクトの開発・ファイナンス・マネジメントをする投資会社であるMeridiam社がNOA社に出資しています。

NOA社は、EDFが強みを持つコートジボワールなどアフリカのオフグリッド地域における分散電源事業を推進する合弁会社です。第1弾として、電源(太陽光発電と蓄電池)と生活家電(照明、ラジオ、TVなど)のセットを一般家庭向けにレンタルする事業を展開します。

アフリカでは、送配電網が整備されていないオフグリッド地域に6億人以上が居住しており、照明として灯油ランプなどが使用されています。このオフグリッド地域の住居にソーラーパネルと蓄電池を据え付け発電・蓄電を行うことで、照明の電化に加え、これまで使用できなかった携帯電話充電器、ラジオ、TVなどの電化製品の使用が可能となります。安価でクリーンな電源供給を通じて、一般家庭の生活の質の向上と環境負荷の低減に貢献していきます。

三菱商事は、NOA社を通じ、コートジボワールを中心にサブサハラ地域で同事業の展開を図ると共に、携帯基地局向けに電力を供給するサービス事業などの法人向け分散電源事業にも取り組み、更なる事業の拡大を目指していきます。また再生可能エネルギーや電動モビリティの普及を後押しし、今後益々広まるであろう蓄電池を活用した事業の実現に貢献していきます。


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