アフリカ最大の小売店プラットフォーム構築を目指すWASSHAは、WFPタンザニア事務所とタンザニア連合共和国における栄養改善プロジェクトに関する協業を開始しました。
WFPタンザニアが栄養改善プロジェクトで支援している村の互助組織にWASSHAの電力サービスを導入します。
世界で唯一!低所得層向け電力サービスを提供!
WASSHAは、ビジネスを通じて社会課題を解決し人々をエンパワーする「Power to the people」をミッションに掲げ、2013年の創業以来、アフリカで事業を展開しています。
アフリカでは最先端のテクノロジーやビジネスモデルを活用したリープフロッグ型の発展が起きていますが、電力に限らず、物流、教育、医療等、解決ができていない社会課題がまだ多く残されています。
WASSHAは消費者の購買行動の起点となるキオスクこそが、それらの社会課題解決の起点、ビジネスの起点になりうると考え、東アフリカ市場において、現地の購買行動の起点である小売店(キオスク)を活用したプラットフォーム事業に取り組んでいます。
最初にローンチした未電化地域向けの電力サービス事業(EaaS事業:Energy as a Service事業)では、東アフリカのタンザニアにて、約200名のスタッフ、約2,020店舗(2020年5月現在)のキオスクを介し、自社開発した太陽光充電式のLEDランタンを、所得の安定しない一般消費者にレンタルしています。
WASSHAはこの小売店ネットワークに電力(EaaS事業)だけではなく、空調サービスや物流サービスなど、アフリカの人々の社会課題の解決につながる様々なサービスを積み上げていくことで、現地の人々と一緒に、アフリカの新しい発展の形を創り出していくことを目指しています。
栄養改善に取り組むWFPタンザニア!
国連WFPタンザニア事務所(United Nations World Food Programmeタンザニア事務所)は、タンザニア連合共和国のドドマ州とシンギダ州において、2017年以来、社会的行動を変えるためのコミュニケーション、食料生産の多様化、栄養価の高い食料流通に取り組んでいます。
これまで3万人の女性と子供が栄養価の高い食料を入手できるようになることを目指したBoresha Lishe(スワヒリ語で「栄養改善」)プロジェクトなどを行ってきました。
栄養改善プロジェクトで協業へ!
WASSHAは、WFPタンザニア事務所とタンザニア連合共和国における栄養改善プロジェクトに関する協業を開始したと発表しました。
本協業では、Boresha Lisheプロジェクトが支援するVICOBA(ビコバ)と呼ばれる村の互助組織にWASSHAの電力サービスを導入します。
ビジネスとして電力サービスを運営することで、VICOBAには収入機会を、村の人々にはクリーンな灯りと携帯充電サービスを提供します。
また、Boresha Lisheプロジェクトでは、栄養、食料の多様性、水の取り扱い、公衆衛生に関する人々の知識の向上に取り組んでいます。
WASSHAの2,000店舗を超える小売店プラットフォームとBoresha Lisheプロジェクトの知見を組み合わせ、タンザニアにおいて急速に感染が拡大している新型コロナ(COVID-19)について、その予防、感染抑止のための情報提供施策も実施していきます。
- 記事提供元:国連WFPタンザニアとの栄養改善プロジェクトにおける協業について|PR TIMES