ロシナンテス、新型コロナ対策でザンビアの小学校へ衛生用品を寄贈へ!

特定非営利活動法人ロシナンテスは、在ザンビア日本大使館と連携し、新型コロナウイルス感染症の影響で休校となっていたアフリカ・ザンビア共和国中央州の小学校の再開に合わせて、感染予防のための衛生用品の寄贈を行いました。

アフリカで「医」を届けるロシナンテス!

認定NPO法人ロシナンテスは、病院が無いなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動する国際NGOです。

アフリカのスーダン共和国・ザンビア共和国を中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施しています。

ザンビアの小学校へ衛生用品を寄贈!

アフリカ南部に位置するザンビアでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月20日よりすべての学校が休校となっていましたが、9月末より再開しました。

ロシナンテスが活動を行うチサンバ郡ムワプラ地域では、多い学校で800人の生徒が通っており、1つの教室で50人程度が学んでいます。

学校には水道等の十分な衛生設備がなく、石鹸や消毒用アルコールを購入する経済的な余裕はありません。

各教育機関の再開を前に中央州政府より在ザンビア大使館経由で不足している物品の寄付依頼があったため、寄贈を決定しました。

新型コロナ対策の啓発活動も!

2020年9月30日には、大使公邸にて中央州大臣を招いた贈呈式が執り行われました。

寄贈にあたっては、ムワプラ地域の小学校を対象に必要物品のヒアリングを実施し、各学校の生徒数等を鑑み、それぞれ配布物品と数量の調整を行いました。

寄贈は10月6日~8日の3日間かけて行われ、ハンドソープ600個、サニタイザー70個、手洗い用蛇口付きバケツ14個、体温計9本を5つの中学校へ配布しました。

また配布時にあわせて、正しい手洗いの方法や新型コロナの対策を写真やイラストで説明したポスターを掲示するとともに、デモンストレーションを交えての啓発活動も実施されました。

配布先の校長先生は、「ロシナンテスには政府に頼れなかった部分をサポートしていただき、本当に感謝しています。」と語っています。


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