三菱ふそうトラック・バスは、東アフリカにおけるタンザニアにおけるFUSO車両の新たな販売代理店として、フランスの大手商社CFAOグループ傘下の自動車販売代理店であるCapstone Corporation Ltd.と販売店契約を締結しました。
2022年3月30日には、タンザニア最大の都市ダルエスサラーム市内にて記念イベントも開催しました。
モビリティ需要が高まるタンザニア!
東アフリカに位置するタンザニアの経済はこの20年間で着実に発展しています。
新型コロナウイルスの流行による減速はしましたが、今後回復に向かうと予測されています。
また、政府によるインフラ支出も、さらなるモビリティ・ソリューションの需要を支えるものと期待されています。
アフリカで販売ネットワークを持つCFAO
フランスの大手商社CFAOグループは、アフリカを中心に、自動車の輸入から組み立て、販売、リースまで幅広く事業を展開し、様々なモビリティニーズをサポートしています。
現在、アフリカ大陸で最大規模の自動車販売ネットワークを統括しています。
CFAOはケニア、ナイジェリア、ガボン、ガーナ、マダガスカル、モーリシャスなどでの販売事業を通じて、FUSO製品に関するカスタマーサービスのノウハウと実績を有しています。
三菱ふそう、タンザニアの販売代理店契約を締結!
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、タンザニアにおいてグループ企業のCapstone社を通じて、ダルエスサラームと製造業が盛んな内陸部のアルーシャの2拠点でFUSO車両の販売を開始します。
FUSOは今回の提携に伴い、タンザニアのお客様向けのラインアップを拡充し、総重量4.4トンの小型トラック「キャンター」から連結車両総重量49トンの大型トラック「TV」まで、より幅広い車両を提供します。
同国向けのすべてのトラックは、MFTBCのパートナー企業であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV)社のインド・オラガダム工場およびMFTBCの川崎製作所から完成車として輸出されます。
MFTBCとCapstone社は、製品ラインアップの拡充により、農業、エネルギー、日用品などのビジネスへの対応を目指します。
特に農業や食品加工は地元経済への貢献度が高く、3月末のイベントでは、Capstone社を通じた初めての納車式も行い、中型「FI」トラックを現地の食品・飲料メーカーのバクレザ・グループに引き渡しました。
MFTBCは、Capstone社との新たな業務提携により、成長が続く同国でのFUSOブランドの販売強化を目指します。
- 記事提供元:タンザニアにおける新たな販売代理店Capstone社とFUSO車両の販売代理店契約を締結|プレスリリース