認定NPO法人AfriMedico(以下「AfriMedico」)は、2015年の設立より「医療を通じて、アフリカと日本をつなぎ、健康と笑顔を届ける」ことをミッションとして、東部アフリカに位置するタンザニア共和国に置き薬と医療教育を届けてきました。
そしてこの度、置き薬事業を加速させる新しいブランドとして、AfriMedico TSUNAGUをローンチしました。第一弾として“アフリカと日本をつなぐBANSOKO(絆創膏)”の販売を6月1日より販売をスタートします。
アフリカの農村部へ「置き薬」を届ける!
アフリカでは医療環境が整備されておらず、病気にかかっても容易に医療サービスを受ける事ができない地域があります。
特に農村部では病院に行かずにいる間に病気が重症化し、最悪の場合は死に至ることもあります。
そこで、AfriMedicoは日本伝統の「置き薬」を活用したビジネスモデルに着目し、タンザニアの農村部にて医療環境の持続的な改善に取り組んできました。
実際に利用されている方々からも「雨期で村の外に出られないときに安心」「後払いだから困ったときにすぐに薬を使える」といった声も頂き、確かな手ごたえを掴んでいます。
日本にアフリカの現状を伝えたい!
一方で、日本に目を向けてみると、こうしたアフリカ医療の草の根の現状を知る、きっかけすらない人がほとんどです。
特に、日本の子ども達にはこの傾向は顕著ではないかと考えます。
更に言えば、そういった医療環境に屈することなく、日々笑顔でたくましく生き抜く、アフリカの子ども達の日常を知る機会も限られていると言えるのではないでしょうか。
「医療を通じて、アフリカと日本をつなぎ、健康と笑顔を届ける」という我々のパーパスに立ち返った時、私たちは何をすべきか。
日本伝統の置き薬をアフリカへ届けるのみならず、アフリカならではの課題や価値を、未来を担う日本の子ども達へ届けてゆく役割を担うべきではないか、そんな思いを抱くようになりました。
AfriMedico TSUNAGUを立ち上げ!
普段、何気なく日常生活の中で購入している医療・衛生用品を少しだけ変化させてあげるだけで、親子間で楽しくアフリカの事を語り、学び合える。
そんな体験を提供しながら、アフリカに興味・関心をもつ日本の子ども達が増えていくきっかけを届けたいと考えました。
そんな想いを胸に、医療・衛生用品領域のサステナブルブランド AfriMedico TSUNAGUをリリースする事としました。
今後、AfriMedico TSUNAGUブランドをシリーズ化し、様々なプロダクトを多様なステークホルダーの方々と共創してゆきたいと考えます。
そのプロセスや対話を通じて多くの想いが伝播し、大きな社会のインパクトを創ってゆく。
アフリカを知るきっかけを届けながら、現地の医療課題を解決する総和を共に増やしていく。
そんな想いを乗せて、1人でも多くの方々にAfriMedico TSUNAGUシリーズを手に取っていただければと考えます。
第1弾:TSUNAGU BANSOKOローンチ!
第1弾となる、TSUNAGUブランドシリーズとして、「アフリカと日本をつなぐ絆創膏(BANSOKO)」を立ち上げます。
実際に置き薬を届けるアフリカ現地の子どもたちを対象にワークショップを実施。
日本のアーティストであるミヤザキケンスケさんとコラボレーションして、「けがや病気になった時に元気にしてくれるもの」というテーマでアートを描いてもらいました。
そのアートを元にして絆創膏のプロダクトデザインを展開します。
アフリカの学びを得られるBookletなども同梱され、6月1日より、CAMPFIREサイト上で販売が開始されます。