アフリカからパリ五輪へ挑戦!カーボベルデのブレイクダンス競技トップコーチに日本人プロダンサーが就任!

初心者専門のダンス教室を運営する、株式会社Keep it Righは2023年7月、アフリカ北西部にある離島、カーボベルデ共和国のオリンピック協会より任命され、パリ五輪のブレイクダンス競技オリンピック選手育成トップコーチとして、同社スタジオ代表NAOKA(北尚果)氏が就任しました。2023年9月に同協会にて任命式を執り行いました。

人口は50万人!北西アフリカの島国、カーボベルデ!

カーボベルデ共和国は大西洋の中央、北西アフリカの西沖合に位置する10の島と8の小島から構成される島国です。

1975年にポルトガルから独立したこの国は、年中気候も良いためヨーロッパの避寒地として人気の観光地であり、また日本からもマグロ漁の漁船が停泊するなど漁業も盛んです。

人口は50万人ほどと、日本の滋賀県に相当する規模の国ですが、アメリカやヨーロッパなど国外に80万人ほどのカーボベルデ人が移民しており、他国文化に対しての風通しの良い国風となっています。

カーボベルデのブレイクダンス競技トップコーチにNAOKA氏が就任!

初心者専門のダンス教室を運営する、Keep it Righ社は2023年7月、カーボベルデのオリンピック協会より任命され、パリ五輪のブレイクダンス競技オリンピック選手育成トップコーチとして、同社スタジオ代表NAOKA(北尚果)氏が就任しました。

今回の就任を皮切りに、NAOKA氏はカーボベルデ共和国におけるブレイクダンスをはじめとしたストリートダンス文化の持続的な発展と、競技力向上を継続的に担うこととなりました。国際的な舞台で評価される技術や表現力を磨きカーボベルデのダンスパフォーマンスの地位を向上させることを目指します。

NAOKA氏は長年にわたり、兵庫県西宮市にあるダンススクールKeep it Rightの運営を通じて、多くの若手ダンサーの指導に務めてきました。

また2021年11月には、カーボベルデにおいて初となるストリートダンススクールを創設。彼女の情熱、専門知識により、若手カーボベルデ人の心を掴み多くのストリートダンサーを生み出しました。

長年の指導経験および、カーボベルデにおけるダンサー育成の取り組みが評価され、この度の就任となりました。

パリ五輪終了後もパラリンピック、ユースオリンピック大会の選手育成トップコーチとして継続的にカーボベルデのダンス競技の発展に努める見通しです。

パリ五輪でのブレイクダンス競技出場という大きな夢を目指して!

カーボベルデ共和国オリンピック委員会の会長であるFilomena Fortes氏は、「日本人コーチのNAOKA氏の就任は、カーボベルデのダンス競技の発展にとって画期的な出来事です。

NAOKA氏はカーボベルデ共和国に来て以来、ストリートダンス指導やパフォーマンスを通して、この国のダンスカルチャーの発展に大きな影響を与えてきました。ブレイクダンサーを育成する指導者もいないダンス後進国のこの国に、世界トップクラスの日本のダンス技術を、彼女が伝授してくれることに大きな期待を抱いています。

NAOKA氏とカーボベルデ共和国オリンピック委員会との協力体制が実現することで、私たちの国のダンサーはパリ五輪でのブレイクダンス競技出場という、大きな夢、目標を見ることができるようになりました。オリンピックで、我が国の選手が世界を驚かせることを今から楽しみにしています。」とコメントを発表しています。

またNAOKA氏も「今回のコーチ就任は私にとって大変、光栄な挑戦です。カーボベルデ共和国の選手は非常に身体能力が高いです。

その身体能力に日本のダンス技術を融合することで彼らの才能を開花させ、大きな舞台で輝くパフォーマンスを追求していきたいと思います。

また、私たちは日本とカーボベルデ共和国のダンス文化交流を通じ、お互いの豊かな表現力を高めていくことも目指しています。このコーチ就任によって、ダンスが国境を越えた交流の架け橋となれば嬉しいです。」と今後の抱負を語っています。


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