長崎国際大学国際観光学部の学生が、フェアトレード製品の販売を通じてマラウイの子どもたちを支援するポップアップショップを開催します。
イベントはNPO法人せいぼとの協働で行われ、収益は全額学校給食に寄付されます。
持続可能な開発目標への貢献
長崎国際大学国際観光学部のブレンダン・ヴァン・ドゥーセン講師とゼミ生たちは、2024年7月5日に特別イベントを実施しました。
このイベントは、学生たちがフェアトレードコーヒーと紅茶のパックを販売するポップアップショップを開くものです。
イベントの収益は全額、マラウイの子どもたちへの学校給食に寄付される予定です。
今回のイベントは、持続可能な開発目標(SDGs)への大学のコミットメントを示すものであり、産学官連携の一例となります。
学生たちは、持続可能で倫理的な貿易慣行を通じて、世界の教育と栄養を支援することを目指しています。
この取り組みは、具体的なインパクトを生み出すことを目的としています。
NPO法人せいぼの代表山田真人氏も、7月16日に行われるイベントに参加する予定です。
一般の方々も参加できるこのイベントで、フェアトレード製品を購入することでマラウイの子どもたちの生活向上に直接貢献することができます。
アフリカ支援の重要性を学ぶ
学生たちは事前学習で、なぜアフリカの支援が重要なのか、特にマラウイに焦点を当てる理由を学びました。
学校給食の価値について考える時間を持ち、現地の農園の人々の姿も学びました。
この学習は、イベントにおいてオリジナル商品を通じて学んだことを伝える基盤となります。
7月16日から18日まで開催されるイベントでは、長崎国際大学の学生がデザインしたイラストが入るドリップバックや、学生の提案で現地から取り寄せたアールグレイも販売されます。
これにより、イベント参加者は現地の実情を知り、理解を深めることができます。
このプロジェクトを通じて、学生たちは持続可能な貿易慣行の重要性を学び、その知識を実践に移すことが求められています。
これにより、イベント参加者だけでなく、学生たち自身も大きな学びを得ることができます。
NPO法人せいぼの活動と連携
NPO法人せいぼは、日本を拠点に給食支援プロジェクトを国際的に実施する団体です。
この団体は、世界中の貧困改善を目指し、現地の共同体と協力して学校給食プロジェクトを実施しています。
学校給食は、教育、健康、男女平等の促進、食糧保障、そして貧困削減など、多方面にわたる利点があります。
せいぼはこうした活動を通じて、大学生が国際課題を身近に感じ、実践的に関与できる機会を提供しています。
せいぼの活動は、長崎国際大学の学生たちと連携して行われており、今回のポップアップショップもその一環です。
詳細については、せいぼの公式ウェブサイト(https://www.seibojapan.or.jp)をご覧ください。
- 記事提供元:大学生がマラウイの子どもを支援するポップアップショップを開催|PR TIMES