アフリカ10ブランドがTRANOÏ TOKYOで存在感を示す!国際市場への新たな挑戦!

アフリカとアフリカン・ディアスポラの10ブランドが、東京で開催された「TRANOÏ TOKYO」にて注目を集めました。

アフリカ輸出入銀行(Afreximbank)の支援のもと、これらのブランドは日本市場での存在感を確立し、国際的なファッション業界におけるアフリカのデザイナーたちのプレゼンスを示しました。


イベント当日の様子(写真左から):Chryss Adomakoh (Analyst, IATB, Afreximbank)、Boris Provost (CEO – Tranoi)、Anne Ezeh (Director Communications and Events, Afreximbank)、Khanyi Mashimbye (Manager, IATB, Afreximbank)、Hiroshi Komoda (Executive Director – Japan Fashion Week)

アフリカの10ブランドがTRANOÏ TOKYOで発表!

2024年9月4日と5日に東京で開催された「TRANOÏ TOKYO(トラノイ・トーキョー)」で、アフリカとアフリカン・ディアスポラから選ばれた10ブランドがコレクションを発表しました。

この展示会は、欧州を代表するファッション合同展示会「TRANOÏ」の東京版であり、アフリカ輸出入銀行(Afreximbank)が主導する「CANEX Presents Africa」プロジェクトの一環として実施されました。

2日間のイベントには、3,499人の参加者が集まり、国内外のバイヤーやファッション業界の関係者が170のブランドとデザイナーの2025年春夏コレクションを目にしました。

このイベントは、アフリカのデザイナーが日本の市場で新たな機会を得るための重要なプラットフォームとなり、アフリカのファッション業界が国際的な注目を集める一助となりました。

伝統と革新を融合するアフリカのファッションブランド

今回の「TRANOÏ TOKYO」には、アフリカ各国の多様なブランドが参加し、注目を集めました。

ジンバブエの「Vanhu Vamwe」は、伝統的な工芸と現代的なイノベーションを融合させたラグジュアリーな手仕事の作品を発表し、エシカルなフレームワークを作り出しています。1986年にトリニダード・トバゴで設立された「The Cloth」は、ユニークでカラフルなデザインを披露し、ナイジェリアの「Shekudo」は、2017年に再編されたフットウェアおよびアクセサリーブランドとして、女性向けのスタイリッシュで持続可能なプロダクトを展開しました。

他にも、エジプトの「Dina Shaker」やケニアの「Adele Dejak」など、各国のブランドがそれぞれの個性を生かした作品を披露しました。これらのブランドは、アフリカの多様な文化的背景を反映しつつ、現代のトレンドに合わせたデザインで、国際的な市場への挑戦を続けています。

Afreximbankの戦略的支援と今後の展望

アフリカ輸出入銀行の副頭取であるカナヨ・アワニ氏は、TRANOÏ TOKYOへの参加が、アフリカのクリエイティブな才能をグローバルな舞台でプロモーションする戦略の一環であると述べました。

Afreximbankは「CANEX Presents Africa」を通じて、デザイナーと業界関係者、バイヤー、投資家、製造業者、メディアとの連携を強化し、新たな市場アクセスの機会を提供しています。

これにより、アフリカのファッション業界がグローバルなバリューチェーンに組み込まれ、さらなる成長と発展が期待されています。さらに、同氏は2024年10月16日から19日までアルジェで開催される「CANEX WKND 2024」にも触れ、このイベントがアフリカおよび国際的なデザイナー、バイヤー、メディアがビジネスやコラボレーションの機会を広げる重要なプラットフォームになると強調しました。

これにより、アフリカのクリエイティブ産業は、さらなる国際的な認知と発展を遂げることが期待されています。


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