東アフリカ最大のビジネスアイデアコンテスト「 Africa Business Idea Cup 2016」が、DMM.Africaがメインスポンサーとなり開催が決定しました!運営はタンザニアに拠点を置く日系企業である広告代理店「Trickster」が行います。
アフリカ5カ国の熱き起業家たちが、互いのビジネスアイデアを競い合います。優勝者には賞金5,000USドルに加え、なんと日本行きのチケットも。アフリカの激アツな闘いに注目が集まります。
東アフリカ最大のビジコン!「Africa Business Idea Cup」とは。
Africa Business Idea Cup(ABIC)は、DMM.Africaがメインスポンサーを務める東アフリカ最大のビジネスアイデアコンテストです。「アフリカと日本のビジネスを通した歩み寄り」をミッションとして掲げ、アフリカ5カ国を対象としています。
ABICは、野心のある現地の若者と日本の技術やノウハウを合わせることで、日本とアフリカ諸国両方にメリットのある発展の形を創り出すことを目的としています。日本からは見えないニーズの理解と優秀な人材の発掘し、アフリカ市場を理解する機会にもなります。
アフリカ経済のスペシャリストと言われる日本人が審査員として参画し、現地では各国を代表する国立大学も全面バックアップしており、アフリカで大きな注目を浴びています。
応募資格はアフリカ5カ国に暮らすアントレプレナー!
東アフリカを中心した5カ国(タンザニア、ケニア、ルワンダ、ザンビア、ジンバブエ)に暮らす起業家を対象に、ビジネスアイデアを募集しています。厳正なる書類審査を経た後、それぞれの国でビジネスコンテストが開催され、国ごとのナンバーワン”ビジネスアイデア”を競います。
そこで優勝することができれば、タンザニアで開催される決勝戦にコマを進めることになります。優勝者にはなんと、賞金5,000USドルと日本行きのチケットが贈られます。その他、2位は賞金1,000USドル、3位はパソコン2台、4位はプロジェクターが贈られるそうです。
アフリカビジネスに精通する日本のスペシャリストたちも参戦!
注目度の高い大会だけあって、審査員も超豪華です。1人目は、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授です。テレビ東京の番組”未来世紀ジパング”に頻繁に登場されているので、ご存じの方も多いかも知れません。2012年〜2014年に南アフリカのプレトリア大学GIBS日本研究センター所長を務めたり、未承認国家ソマリランド初の大学院の学長に就任されたりとアフリカで精力的に活動されています。
2人目は世界銀行のケニア事務所で勤務されている小辻洋介さんです。サハラ砂漠以南アフリカの農業・食品企業への株式投資・融資案件を手掛けてられています。東洋経済での連載が大きな反響を呼びました。また青年海外協力隊の有志によって組織された「市場調査団」のメンターも務められています。
3人目は、アフリカで年商400億円の会社を運営する金城拓真氏です。現在、タンザニア、ベナン、マダガスカルなどを拠点に、金取引、農場経営、不動産、タクシー、運送業、金鉱山運営、ホテル、中国製品の卸売、土地開発など50社以上のアフリカ企業を経営に関わっています。アフリカビジネスに最も精通した日本人といっても過言ではありません。
アフリカビジネスのスペシャリストたちに加え、DMM.Africaがメインスポンサーとなりました。運営は、タンザニアに拠点を持ち、東アフリカで広く活動している広告代理店Tricksterが行います。またサブスポンサーには日清、パートナー企業には日系企業アフリカスキャンも名を連ねており、日系企業が一丸となってビジネスアイデアコンテスト「ABIC」を盛り上げていきます。
ABICは日本とアフリカ諸国の関係性を進める節目となるか!?
アフリカ各地に眠っている巨大な可能性を、日本が上手く活かすことで、お互いに良いイノベーションが起こるやも知れません。こうした日本からのアフリカビジネスへの投資は始まったばかりです。ABICは、日本とアフリカのビジネス関係が大きく変わる転換点となる重大なイベントです。今後の動向に目が離せません。
写真/引用元:ABIC Facebook ページ
参照元:Africa Business Idea Cup 2016