国際NGOプラン・インターナショナルは、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に合わせ、「危機状況下における教育支援とジェンダー平等」をテーマとしたイベントを開催します。
紛争や気候変動の影響を受けるサブサハラ・アフリカの子どもたち、特に女子の教育機会をどう保障するか、日本とアフリカの「共創」を軸に議論が行われます。
ナイジェリアからは、教育機会の中断を乗り越えた18歳の女子学生ファティマさんと、教育・緊急支援の最前線に立つマーシー・チェチェット氏が来日し、教育の力と希望を訴えます。
女子教育の未来を語るナイジェリアからの声!
2025年8月20日、TICAD 9の公式会場であるパシフィコ横浜にて、「危機状況下における教育支援とジェンダー平等」をテーマとしたイベントが開催されます。
本イベントでは、国連教育基金「Education Cannot Wait(ECW)」や教育協力NGOネットワーク(JNNE)、そしてプラン・インターナショナルが共同主催し、アフリカ諸国の女子教育の課題に国際社会としてどのように取り組めるかが議論されます。
紛争や災害により教育機会が脅かされる中、特に女の子たちが直面する課題と、そこから立ち上がる強さが焦点となります。
登壇者には、ECWのナセル・ファキ氏やUNESCO IICBAのクエンティン・ウォドン所長のほか、教育支援の現場を知る日本の国会議員や専門家が加わります。
また、注目すべきは、ナイジェリアから来日する18歳の女子生徒ファティマさんと、プラン・ナイジェリアの教育担当官マーシー・チェチェット氏の存在です。
彼女たちが語る「現場のリアル」は、これまでの国際協力のあり方を見直し、新たな共創の道を拓くきっかけとなるでしょう。
教育を通じたジェンダー平等への挑戦
ファティマさんが育ったナイジェリア北東部ボルノ州は、長年にわたり武力紛争が続く地域です。
ボコ・ハラムによる襲撃や移動の強制により、彼女は何度も教育を中断せざるを得ませんでした。家族の引っ越しや学校までの距離、地域の文化的背景からくる女子教育に対する無理解など、多くの障壁に直面してきました。
しかし、ECWの「学校に戻ろうキャンペーン」によって再び教育の道が開かれました。学用品や尊厳キットの提供、識字教育、そして訓練を受けた教師の支援の下で、彼女の学習環境は大きく改善されました。
現在ファティマさんは中学校3年生として学びを続けており、自らの回復力を支えに前向きに歩んでいます。
イベントでは「教育によって私は変わった」と題したスピーチを行い、自身の体験が他の女の子たちの希望となるよう語る予定です。教育がもたらす変化は個人だけでなく、地域社会全体にも波及し、未来を築く鍵となることを彼女の姿は雄弁に物語っています。

















