AFRICULTURE(アフリカルチャー)はセネガルに繋がるプラットフォームと題し、音楽やダンスなどのセネガル伝統文化を発信しています。
個人レベルでできる範囲で活動してきましたが、セネガルのアーティストたちの後押しもあり、拠点を作り、若手アーティストのサポートや現地アーティストの音楽配信、そして、日本から多くのインターン生や体験希望者を受け入れるためにクラファンに挑戦中です!
セネガルに音楽スタジオを作る!
音楽スタジオを活動拠点にすることで、レコーディング以外では入りづらいスタジオを交流スペースにします。
年齢関係なく集まれる場所にすることで、知識あるグリオ(世襲制の伝承音楽家)アーティストから若いグリオアーティストへ伝統文化の知識が伝承サれることを目指します。
日本からもインターン生や体験希望者の受け入れを行い、海外に行くことが難しいアーティストのモチベーション向上にも繋がります。
グリオって何?
西アフリカに存在する代々音楽を継承する家系のことを「グリオ」と呼びます。
日本で言う歌舞伎のような家系です。
セネガルではサバールと呼ばれる太鼓がそのひとつで、セネガルに特化した伝承打楽器です。
命名式、結婚式、祈祷、病気を治すなどで演奏されます。
話すこともそのひとつで由緒ある家系にはグリオがついており、その家の歴史を語り受け継ぎます。
グリオは王様に使えるもの、祈祷的なものもあり、それらは特別な力を持っているとされ、
通常の埋葬はされずバオバブの木の下に埋葬されました。
伝統文化離れ
セネガルでも経済の成長とともに先進国のような生活スタイルが拡がっています。
昔ながらの祭事が減り、グリオの仕事が減少すると家庭を持つ人たちは経済的に演奏活動の継続が難しくなります。そのため、海外に出るか別の仕事に就くか。。
いわゆる先輩グリオが海外に出れば、若い層への伝統の継承が難しくなります。
そこになんとか歯止めをかけたいのです。
音楽スタジオはスタート
今回のクラファン挑戦は資金調達目的でありますが、みなさんにグリオやセネガルの伝統文化を知ってもらうための挑戦でもあります。
これまでは一定のアーティストに特化してのアーティストプロモーションを行っていましたが、
音楽スタジオが完成することでスタジオに来るアーティストを順に音楽配信し、日本からのインターン生や体験希望者が増えることで規模の拡大に繋がります。
その1歩が踏み出せるように応援してもらえたら嬉しいです!
現在、建物は2階まで完成しており、3階部分に音楽スタジオと宿泊ルームを作ります。
下階も宿泊ルームとなり、日本からのインターン生や体験希望者が宿泊できる場所となります。
クラウドファンディング詳細
- 目標金額:2,000,000円
- 実施期間:2024年8月15日まで
- プロジェクト応援ページ:https://for-good.net/project/1000694