クリーンオーシャンアンサンブル、モザンビークで海洋ごみ回収プロジェクトを始動!

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、モザンビーク共和国で海洋ごみ回収装置の実証実験を開始しました。

このプロジェクトは、現地の漁業協議会と協力し、海洋ごみ問題解決に向けた取り組みを進めています。

日本での成功を背景に、モザンビークでのデータ収集と装置の汎用性を確認することを目指しています。


写真:地元漁師の漁の様子

モザンビークプロジェクトの開始

クリーンオーシャンアンサンブルは2024年6月24日、モザンビーク共和国の首都マプト市において、海洋ごみ回収装置の実証実験をスタートしました。

香川県・小豆島でこれまで7回の実証実験を成功させた同団体は、異なる環境下での装置の有効性を確認することを目指しています。

モザンビークは国土面積79.9万平方キロメートル(日本の約2倍)に人口約3,296万人(2022年)、公用語はポルトガル語で、約60%がキリスト教徒という特徴を持つ国です。

首都マプト市では、コスタドゥソル地区漁業協議会と連携し、海洋ごみの収集と環境保護に向けた取り組みを進めています。


写真:コスタドゥソル海岸(マプト)

地元の漁師との協働関係を構築!

安井理事は、モザンビークでの実証実験に先立ち、地元の漁師との協働関係を築きました。

まずは漁村での聞き込みを通じて、コスタドゥソル地区共同漁業協議会の副会長カルロス氏と面会し、その後会長のアルフレッド氏とも連携を深めました。

彼らとの対話を通じて、海洋ごみ問題に対する共通の認識を築き、協働関係を強化しました。


写真:モザンビーク首都マプト市のコスタドゥソル地区漁業協議会・副会長のカルロス氏(写真左)と握手する安井理事(写真右)

この協力関係を基に、漁業視察を行い、装置の設置場所の選定や漁の手法との類似性を確認しました。

また、カルロス氏から得た情報をもとに、海洋ごみが集まる場所を特定し、実験の候補地としました。

具体的には、「あの場所は漁をしてもごみしか取れないから、他の漁師もあまり漁をしたがらない」という情報を活用しています。


写真:安井理事(写真左)と会長のアルフレッド氏(写真中央)と副会長のカルロス氏(写真右)

未来に向けたサポーターの募集

クリーンオーシャンアンサンブルは、海洋ごみ問題の深刻化に対処するため、マンスリーサポーターやボランティアを募集しています。

2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えると予測されており、2060年までには世界で排出されるプラスチックごみの量が約3倍になると予測されています。

この危機を乗り越え、きれいな海を次世代に残すための活動を続けています。

寄付や協賛、ボランティア参加など、様々な形での支援を呼びかけています。

公式サイトやSNSを通じて、最新情報や支援方法について発信しており、より多くの人々に参加を促しています。あなたの支援が、未来の海を守るための大きな力となります。

ご支援方法

(1) ウェブサイトから寄付する(クレジット決済・銀行振込)

https://donation.cleanoceanensemble.com/

(2) ボランティア/プロボノとして参画する

https://peatix.com/group/12922636

(3) 協賛企業として支援する

https://cleanoceanensemble.com/cooperation/

(4) SNSフォローで応援する

https://lit.link/cleanoceanensemble


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