子どもの貧困問題解決が450年も遅れる!ダボス会議に先立ち、厳しい見通しが発表される!

責任ある行動を!ダボス会議に際し、コメントを発表!

セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナルの事務局長であり、今年の世界経済フォーラムの共同議長であるヘレ・トーニング=シュミット氏は「極度の貧困を根絶するのに今から18世代もかかるような、今の状況は許されない。それでは、何百万人もの脆弱な立場に置かれた子どもたちとの約束を破ることになる」と訴えました。

「今回のダボス会議において、私は世界のリーダーたちに対して、責任あるリーダーシップを具体的に発揮するためには、最後の一人の子どもにまで手を差し伸べなければならないことを明確に示すつもりです。私たちは、質の高い保健医療と教育へのアクセスを拡大させたり、子どもの貧困を削減するための国家予算を確保したりするなどの、より良い行動を取ることができるし、より良くしなければなりません。世界は、危機を解決するための青写真に賛同しているのですから、今は、それに取り組むべきなのです。」とコメントしています。

またセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの千賀邦夫事務局長は「子どもの貧困は、負の連鎖です。貧困は、子どもたちの教育の機会を減らし、病気になる可能性を増やし、児童婚や児童労働、搾取の被害に遭う危険性を拡大します。何百万人もの子どもたちが置かれているこの不利な状況は、大人になってからも影響を及ぼすだけでなく、次世代にも引き継がれます。これは、子どもたちにとって不公平であると同時に、社会にとっての代償も大きいのです。今賢い投資をすることによって、私たちは、世代間の貧困の連鎖を断ち切り、より安定し繁栄した世界の基礎を築くことができます。史上かつてない規模の知見を有し共有するこの時代に、子どもが貧困の中で育つことを正当化することはできないのです」とコメントを発表しています。


記事提供元:世界の子どもの貧困問題解決、目標よりも450年以上遅れる見通し―ダボス会議を前にセ
ーブ・ザ・チルドレンが試算を発表(PR Times)World is more than 450 years off target from
meeting child poverty promise(Save the Children International News)

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