私事ですが、先日ガーナで誕生日を迎えました。
タイトルにもあるように、「ガーナでは誕生日をみんなに明かさない方がいいかも」しれません・・・
今日は衝撃的!ガーナの誕生日の祝い方(地方によって文化が違うので、今回は私の住む南西エリアの話です)をご紹介したいと思います。
水をぶっかけられます!
ガーナに来てから、何度か目にした光景――逃げ惑う人と水を手に猛然と追いかける人
そう、それこそがガーナの誕生日の風景。
おかげさまで、その日の主役であるべき人は全身びしょ濡れの惨めな状態。
全然幸せそうじゃない。笑
よくよく聞くと何やらこの「水をかける」という行為が重要で、水をかけることで幸福を呼び寄せているんだとか。
水でなくても、ノンアルコールのシャンパン(よく出回っている)やガリ(キャッサバから作られた粉)と砂糖を混ぜたものでもいいらしいです。
ベトベトしそうですね・・・
ちなみに幸福を呼んでくれるなら、有り難く享受しても良さそうですが、もれなくみんな逃げ惑ってます。
見にくいですが、ノンアルコールシャンパンをかけられて、お祝いされている人。
よく振って勢いよくかけます。
バースデーギフトの本当の意味
一ヶ月ほど前、ホームステイ先の男の子が「今日は僕の誕生日なんだ」と言って、ジュースとビスケットをくれました。
それで判明したのですが、ガーナでは誕生日の人が家族や友達にプレゼントをあげるのが普通なんだとか。
日本と真逆!
白いハンカチに、自分の名前と誕生日の日付をプリントしてプレゼントしている人も見ました。
別にいらない・・・笑
ということで・・・
あなたが周りの人々に誕生日を明かすと、水をぶっかけられる他、もれなく近所や職場の人々に
「Where is my birthday gift?」
としつこく絡まれることとなります。
驚くほどメリットを感じられない・・・笑
せっかくならガーナでの誕生日を満喫!ということで、私も積極的に水をぶっかけられようかなとも思ったのですが、ちょうど休日なのもあって同期隊員にお祝いしてもらう、穏やかな誕生日を過ごしてしまいました。ごめんなさい。笑
文化の違いを感じてとっても面白いけど、やっぱり日本の祝い方がいいな。
それではまた来週―!^^
記事提供元:ガーナでは誕生日をみんなに明かさない方がいいかも!?|WWJ.world
Cover Image Photo Credit: collectmoments via Visualhunt / CC BY-ND