まだ謎の多いケニア料理の特集第2弾です。
今回も著者が日常的に食しているケニアの料理に加え、少しディープな料理もご紹介。
これであなたもケニア通になれるかも!?
4) Karanga(カランガ)
地域によって呼び名は異なりますが、いわゆる”ビーフシチュー”です。
ロイコ(Royco)をベースに牛肉やトマト、ジャガイモを煮込んで作られています。
スープの色の割には薄味なので、自分で塩をまぶして調整する必要があります。
オプションでパクチーを入れてくれるところも。
ケニアのローカルレストランではスープの味付けはだいたいロイコを使って行います。
ロイコとはケニア料理で頻繁に使われる万能調味料です。
日本でいうとコンソメ?味の素?なんかにあたるのでしょうか。
つまりロイコを入れれば、何でもケニア料理っぽくなるということです。
ケニア工房の近くにレストランのカランガがおいしく、ほぼ毎日食べていました。
ちなみにチキンシチューや肉なしシチューを置いてるところもあります。
ただ味付けはロイコベースなので、ほぼ同じですが。。。
5) Chapati(チャパティ)
ケニアの主食の一つです。
丸く平べったいパンで、インド料理のナンの様な味がします。
作り方はとっても簡単です。
まずチャパティ粉(小麦粉の一種)を水で混ぜます。
そしてバターなどを付けて焼くだけと言うかなりシンプルな料理です。
元々南アジアの料理ですが、ケニア料理としても広く浸透しています。
1枚20Ksh~30Ksh(約50円)で買えるので、おやつになどにピッタリ!
お店によってバターの量や焼き方が少し異なるので、美味しいお店を発見するのが楽しいですよ。
上記のカランガとの相性は抜群ですので、合わせて食べるのがお勧めです。
6) Gtheli(ギゼリ)
これを食べればあなたは立派なケニア通!
ケニアのローカル食の1つです。
首都ナイロビなどに暮らすキクユ族やマクエニ・キツイなどに暮らすカンバ族にとって、ウガリと匹敵するつくらい日常的に食べる料理です。
料理としてはトウモロコシと豆を煮合わせただけです。
かなり歯応えがあり、味は塩のみというシンプルな料理です。
著者もマクエニでプロジェクトを行っていた時にランチを出してもらっていたのですが、毎日ギゼリを食べていました。
始めは水なしでは食べられなかったのですが、意外とすぐ慣れて毎回おかわりしていました。
カンバ地方ではトウモロコシの皮を剥いてすこし柔らかくしたモトコイ(Motokoi)と呼ばれるさらなるローカル料理も存在します。
こちらの方が歯応えが優しいので、初心者にはよいかも!?