1つじゃないケニアの通貨の呼び名とは?〜ケニア・シリングの上手な両替のコツも!〜

ケニアで流通している公式通貨は、ケニアシリング(KES)です。ケニアだけでなく、隣国のソマリアや南スーダンといった情勢不安定な地域でも使用されることもある東アフリカで最も安定した強い通貨です。

今回はケニア・シリングのことと、お得な両替のポイントをご紹介します。


1) ケニアの公式通貨”ケニア・シリング”とは?

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Photo credit: martin_kalfatovic

ケニア・シリング(KES)は1966年から普及されたケニアの公式通貨です。紙幣は、50、100、200、500、1000シリング、通貨は5セント、10セント、1シリング、5シリング、10シリングが流通しています。2016年1月時点では、1Ksh=1.15円となので、日本円換算しやすいですね。

紙幣の表面には、ケニア初代大統領ジョモ・ケニヤッタの肖像画が描かれています。裏面には動物王国ケニアの象徴でもアフリカゾウの群れやケニア最高峰のケニア山などが描かれています


2)円・米ドルからケニア通貨への両替のコツとは?

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Photo credit: Student1!

ケニア・シリングは、幅広い通貨から両替することが可能です。ただ流通量は米ドルが圧倒的なので、米ドルから両替するのが換金レートもよくオススメです。

米ドルは100ドル札や50ドル札などの大きな額が両替の際に換金レートがよくなるので、日本であまり小さな紙幣に両替しない様に注意してください!お土産物屋で米ドルが使用できることもあるので、少額紙幣は現金として持っておいて問題ありません。

ちなみに、ジョモ・ケニヤッタ国際空港やタウン中心部など一部の金融機関では日本円からケニアシリングに直接両替することもできます。お金に困った時の為に、少し1万円札を持っておくと安心です。


3)地方で普及しているもう1つの通貨の呼び名

ケニアシリングは通常”〜シル”と呼ばれます。
が、実はケニア人はもう1つの呼び名で使う場合があります。

それは”〜ボブ”です。

10ボブ(10Ksh)や30ボブ(30Ksh)など少額のお金を表す時によく使われています。街中を歩いていると、公共バスの案内人(コンダクター)のケニア人が大きな声で「テンボブ!」と叫んでいる光景に出くわすと思います。これはバスの行き先まで10Kshだよ!と通行人に教えているのです。この様な呼び込みはケニア全土で見られる名物光景なので、ぜひ少し聞き耳を立てて街を歩いてみてください。

その他にも、なぜか20kshのことを”バオ”と呼んだりします。このようにシル以外にも様々な通貨の呼び名があります。


日本でも1万円札を「諭吉」とか「万札」とか呼ぶ様なものなのですかね。。。

・・・ 違うか。

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