中古車買取販売のガリバーを運営するIDOM社は、世界最大のライドシェア事業者であるUber社と東アフリカのタンザニアの現地ドライバーがローンで日本の中古車を購入できる販売スキームを構築するため、2018年2月16日より提携を開始したと発表しました。中古車の流通経路の整備を行うことで、現地ドライバーが安心して安価で中古車を購入できる環境構築を目指します。

IDOM、タンザニアのUber運転手に中古車を販売!

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ガリバーブランドで中古車買取販売ビジネスを国内外で展開するIDOM社と世界最大のライドシェア・プラットホーム事業者であるUber社は、互いの強みを提供することによって、より多くの現地ドライバーに対して現地のニーズに合わせた車種の提案を行うため、タンザニアで提携を開始しました。

アフリカにおいて日本の中古車は人気が高く、日本中古車輸出業協同組合によると2016年に日本からタンザニアに輸出された中古車は約4万台でした。本スキームではUber社が、現地のニーズに合致した車種を選定し、IDOM社が保有する約10,000台の在庫から、購買可能な車両をドライバーに案内することで、ドライバーはIDOM社の車両を直接購入することが可能になります。タンザニアは常時数十台を用意し、実車の確認もできる様にします。

輸出される中古車は、日本のディーラー間のオークションで勝ち取られるのが一般的でしたが、IDOM社が供給ソースとなって直接ドライバーに販売することで、これまで多層的な流通経路を経ていた商流が短縮され、価格の引き下げや車両情報の「透明性」と「対称性」が大きく改善されることが見込まれています。それによりタンザニアの現地ドライバーは安価で良質な日本の中古車を、安心して購入することができます。

アフリカ市場進出の足がかりに!

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また、本スキームにおいては現地の金融機関とも連携し、ドライバーに2〜3年間のローンを提供します。これにより、これまでローン・ファイナンスの恩恵に浴することができなかった現地のドライバーに、良質な日本の中古車をローンで購入できるオプションの提供が可能となります。IDOM社は、Uber社及び現地の金融機関と連携することによって、より一層、車を購入しやすい環境の整備を目指しています。

IDOM社はこれまで日本で調達した中古車をアメリカなどで提供してきましたが、アフリカ地域においてはタンザニアがIDOM社にとって最初のマーケットになります。NIKKEI ASIAN REVIEWによると、IDOM社は”年間売上高500億円を目指しており、今後3年間でアフリカ10カ国以上への事業展開”への意欲を示しています。


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