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より良い未来を目指す社会起業家たちのグローバル・コンペティション 『CHIVAS VENTURE』をご存知でしょうか。総額100万ドルの助成金をかけて競う本大会。先日、世界各国からの社会起業家27名のファイナリストが決定しました。日本からはトラベルバッグブランド「RICCI EVERYDAY」の代表取締役 COO仲本千津氏が、アフリカからも3名の起業家が選出されています。今回はアフリカの社会課題解決に挑戦している4名のファイナリストをご紹介します。

CHIVAS VENTURE 2018とは!?

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スコッチウイスキー「シーバスリーガル」を展開するシーバスブラザーズ社が主催する『CHIVAS VENTURE(シーバス・ベンチャー)』は、良い未来の創造を目指し、ビジネスを通じて世界的な社会問題や環境問題の解決に取り組む革新的なスタートアップ企業を支援するグローバル・コンペティションです。2014年の設立以来、約8,000人以上の社会起業家から応募が集まり、毎年総額100万ドルを助成しています。

2018年の世界大会は、世界中から選抜された27名の社会起業家が出場しています。3ステージにわたり、交流やエキスパートによるメンタリングの機会が与えられると共に、ビジネスアイデアを競い合います。結果に応じて総額100万ドルの助成金を分配し、より良い未来の創造を目指す彼らのビジネスの発展を支援します。現在、助成金の一部である20万ドルの分配を決めるオンライン一般投票が4月25日まで開催されています。

  1. 3/25〜28 アクセラレーターウィーク:オックスフォード大学でグローバルな専門家から集中的に学ぶ。
  2. 4/4〜25 オンライン一般投票:一般の方々の支持を集め、投票結果に応じて助成金の一部20万ドルを27名で分配(現在実施中)
  3. 5/24 ファイナルピッチ(決勝戦):アムステルダムの「The Next Web Conference」で開催。上位5名に80万ドルを分配。

アフリカで挑戦する4名の社会起業家をご紹介!

今回、アフリカの社会課題解決に取り組むのは、日本代表の仲本さんを始め、ケニア、ナイジェリア、南アフリカの4名の社会起業家です。それぞれが挑戦するユニークなビジネスをご紹介します。

ウガンダの女性たちのカラフルな未来を創造!(日本)

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日本から出場しているのは、トラベルバッグブランド「RICCI EVERYDAY」の代表取締役COOの仲本千津さんです「RICCI EVERYDAY」は、“世の中に暮らす人々が自らの才能を開花させながら、誇りを持って生きることのできる世界”の実現を目指し、「アフリカの真珠」と呼ばれるウガンダに直営工房を設立し、職を得ることが難しい現地の女性たちと共にモノづくりを行っています。

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ウガンダは高い失業率が深刻な社会問題となっており、名門大学を出ても働き口がなかなか見つかりません。まともな教育を受けられなかった女性が職を得ることは更に難しく、子どもを育てながら生活していくために、低い賃金と劣悪な就業環境でありながらもセックスワーカーになる人は少なくありません。RICCI EVERYDAYはこの社会問題の解決を目指し、直営工房でシングルマザーを雇用し、トレーニングやサポートを通じて、誇りを持ち安心して働ける場所を提供しています。

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今回の助成金を通じて、より多くの女性たちに誇りを持てる職場を提供し、商品の需要に応えるためオペレーションを拡大するため機械設備を購入する予定です。また事業とブランドストーリーについてより多くの方に知ってもらうため、東京にショールームを設けます。

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凡
Africa Quest.com 編集長。1987年うどん県生まれ。証券会社退社後、青年海外協力隊としてケニアに赴任。在任中に雇用創出をビジョンにソーシャルベンチャーを共同創業し、約2年にわたり運営を行う。現在は、Africa Quest.comの運営や中小企業のアフリカ進出サポート、アフリカビジネスラボのモデレーターなど、アフリカをテーマに幅広く活動している。