青年海外協力隊のタケダノリヒロ(@NoReHero)です。

ルワンダで水・衛生環境の改善に取り組んでいます。

今日はいつも活動している小学校の終業式に参加してきました。

そこでまさかの感動の展開が。

保護者の協力を得よう!

今学期が終わり、ルワンダの学校は2週間の休暇に入りました。

その前に保護者会があるということで、参加させてもらうことに。

この地域での衛生活動についての理解や協力を得るためです。

先生は「集まるのは100人ぐらいかな」って言ってたんですが…

明らかに100人どころじゃないですね。。

全校生徒2,500人なので、保護者含めたら3,000人ぐらいいたのかも。

でもルワンダ人相手だからか、まったく緊張せずに話すことが出来ました。

ほとんどルワンダ語で話しましたが、先生も補足してくれていたし、反応を見る限りちゃんと伝わってたと思います。

話した内容は大体こんなこと。

・JICAという日本の団体から来て、コミュニティ開発という仕事をしに来ました。特に水と衛生に関する仕事です。

・目標が2つあります。①水に関する病気を予防・削減すること、②安全な水へのアクセスを向上することです。

・①に関して、この学校で衛生クラブを生徒たちと作りました。生徒たちはいま頑張っているので、保護者のみなさんも協力してあげてください。

・この学校には水道が通っていません。子どもたちは水が飲めないので、出来れば煮沸した水をペットボトルなどに入れて持たせてあげてください。薪などを手に入れるのが簡単ではないのは分かっていますが、病気になってしまうと余計にお金がかかってしまいます。

・②はお金が必要なので簡単ではありません。JICAも世界中にプロジェクトやボランティアを抱えているので、この地域だけに援助をするわけにはいかないんです。でも、手段がないわけではないので、ぼくがスピーカーとなってJICAや行政、NGOなどにこの地域の現状を伝えます。

・①②を達成するために、まずはみなさんがどのような生活をしているのかを知り、問題を具体的に把握する必要があります。そのために、いま一軒一軒お邪魔して話を伺っているところです。みなさんのお宅にも近いうちに伺うかもしれないので、ご協力お願いします。

話し終わったら暖かい拍手を頂きました。よかったよかった。

これで活動もやりやすくなるかな。

感動の終業式

保護者への説明が終わると、まだ何かあるから座っててくれと先生に言われました。

待っていると、各クラスから10人(6年生のみ20人)ずつ生徒が呼ばれて、賞品を渡されていました。

どうやら成績の良かった子たちを称える表彰式のようです。

1位の子には石鹸が

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2位の子にはボールペン1本が渡されます。

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6年生の上位の子にはノートが渡されていました。

保護者の中には、飛び出して子どもをハグしにくる方も。

やっぱり親としても嬉しいんですね。

あるお母さんは子どもを抱きしめながら、「ウラコゼ(ありがとう)」と言っていました。

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「ありがとう」=「勉強を頑張ってくれてありがとう」「お母さんを幸せな気持ちにしてくれてありがとう」っていうことなんでしょうね。

子どもが1位になって泣いているお母さんもいて、思わずもらい泣きしそうになるほど素敵な式でした。

たかがボールペン1本、されど…

日本人的な感覚からすると、「表彰されてももらえるのボールペン1本かよ」と思ってしまいますよね。

でもルワンダのこんな地方では、それすら貴重なものなんです。

道を歩いていると、よく「ボンボ(お菓子ちょうだい)!」「アマファランガ(お金ちょうだい)!」と言われますが、たまに「イカラム(ペンちょうだい)!」と言う子もいます。

お菓子やお金なら「うるせーよ」と思って無視しますが笑、「ペンちょうだい」って言われると「そんなに勉強したいのか…」と思ってむげにも出来ません。

結局その子だけ特別扱いするわけにはいかないので、あげたことはないんですが、いつも考えさせられてしまいます。

自分の活動への理解を得ようと思って参加した式でしたが、思わぬ形で「家族」や「教育」というものの素晴らしさを感じることの出来た1日でした。

タケダノリヒロ(@NoReHero)

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Norihiro Takeda

Norihiro Takeda

コミュニティ開発(Community Development Officer)青年海外協力隊(Japan Overseas Cooperation Volunteers)
2016年1月から2年間、青年海外協力隊としてルワンダで活動します。 前職は菓子メーカー営業。水問題を中心に、地域の人々の生活改善をお手伝い。 これからルワンダに来る方々の役に立つ、現地リポーターならではの生の情報をお届けします!