今日はマラウイの首都、リロングウェで習字のイベントを行い大盛況だったので、そのことを紹介したいと思います。

私は中高等学校で普段は理科教育の活動をしていますが、それ以外に武道(柔道と合気道)もやっています。
(学校の記事についてはこちらを参照)
いきなり書くと、驚く方もいると思うのですが、合気道は大学の時に合気道をやっていました。
たまたま、マラウイに来てJICAの職員さんが指導をはじめたのをきっかに私も一緒に稽古に参加させてもらっています。
今回の習字の目的は武道をやっているマラウイアンや外国人を対象に日本文化をもっと知ってもらおうと思ってイベントを企画しました。
目次
1.書道と習字の違い
2.漢字の講義をしてみました!!
3.外国人の筆さばきが思ったより上手!!
書道と習字の違い??
イベントをはじめる前にもそもそも習字と書道ってなにが違うのというところから考えてみました。
習字はうつすだけで、書道は心を込めてかくのかなと考えました。
しかし外国人に対していきなり「書道をはじめます!」といっても敷居を高いと感じてしまうので、
はじめは習字というところからで、日本人講師をマラウイ人一人に一人に派遣してマンツーマンで指導する形をとりました。
漢字の講義をしてみました!!
漢字の成り立ちは象形文字からはじまり、
Kanji come from the nature.
They combine letters and have the power of nature.
クイズをしたり、丁寧に説明するとみんな関心をもってくれました。
最後に私の書道パフォーマンスを実施、
今までにそんなことはやったことありませんが袴(合気道の稽古のあとなので)を履いている時点で、
すでに周囲の視線が私に違っていました。


そんな雰囲気でえいやー書き上げました。
外国人の筆さばきが思ったより上手!!
武道をやっている外国人や日本に来てくれたことがある外国人が来てくれたので、非常に熱心に取り組んでくれました。
そして、思った以上に自分の名前を書きたがるので、次回は平仮名とカタカナ講座をしてはじめたほうがいいかなと思いました。
筆順間違いや漢字の数はどのぐらいあるのか等色々と聞かれました。日本人の数が多かったので、外国人にひとりずつマンツーマンで教えることができる形になったのでよかったかなと思います。日本を親しく感じてもらえたこと。
こうやってたくさんの人が集まり交流が始まることで国境を越えて、人と人との信頼がそこに生まれたのかなと思う。
私が現地語を学び、少しづつ現地の人と溶け込み結果なのかもしれません。
(現地語についての奮闘記録はこちら)
日本に戻ったら、言葉を通して人に何か伝える仕事がしたいなと思います。
このようなイベントを通して、日本人とマラウイ人またはマウライにいるそれ以外の国の人たちとの交流を行い、マラウイの人たちが遠い国々をより身近に感じて、国境を越えた信頼関係を築けることが最大の喜びであり、希望である。
一連の活動を通して、マラウイの人たちはきっと私たちから、価値観や感情などの言葉にはできないものも感じ、
学び、そして友人や仲間、いつかはその子供たちに受け継いでいくのではないかと感じた。
ブログもやっているので、よろしければ見てください。
(私のブログ)
今回のイベントで半紙を使い果たしたので、マラウイに来る方がいれば半紙を持ってきてくれるとうれしいです。
ご意見、ご感想をお待ちしています。