セネガルで感じたもどかしさが原体験!アフリカ布ブランド「ゲヌ」、初のクラファンに挑戦!

ゲヌ(Gueneu)は、アフリカ布を使った商品やセネガルからインスピレーションを受けた商品を制作し、売上の一部からセネガルの人々を支援しているブランドです。

まだまだスタートラインなので、事業拡大、新商品開発のため、初のクラウドファンディングに挑戦しています。

ゲヌの名前に込めた思いとは?

”ゲヌ”は西アフリカのセネガルの言葉で”出口”を意味します。「出口の見えない人々に出口を作る」を目標に、売上の一部をセネガルでの職業支援に充てたり、暴力により傷ついた女性たちのための避難所建設を支援する活動を行っています。

ブランド立ち上げストーリー

代表の宮村とセネガルを繋いだのは、セネガル人女性のキャディコイタさんが書いた1冊の本でした。

キャディさんは7歳のときに地元の慣習で女性器の切除(FGM)を受け、13歳で見知らぬ従兄弟と強制的に結婚が決まり、強姦のような日々に耐えながら5人の子どもを出産。収入をすべて夫に奪われ、38歳でようやく離婚が成立するまで、自由がありませんでした。

彼女は自身と同じように傷つく女性たちを救いたいと世界中で活動をはじめました。その本は幼少期からそこに至るまでの道のりを綴った実話です。

あまりに過酷な体験にも関わらず、本から感じられるのはキャディさんのセネガルへの愛情。セネガルとはどんな国なのか、自分の目で見たかった宮村はセネガルを訪れました。

セネガルで感じたもどかしさ

セネガルは、エネルギーに溢れた明るい国です。おもてなしの国とも呼ばれ、その理由は行くとすぐに分かります。おしゃべり好きなセネガル人は笑顔で声をかけてくれ、家に呼んでご飯をごちそうしてくれるなど、人の温かさを感じることができます。

一方で、お腹いっぱいに食べられていないストリートの子どもたちを見たり、やる気があるのに仕事が見つけられない人と出会ったり、ゴミで溢れた道を通るときには、もどかしい気持ちになります。

キャディさんは、暴力を受けた女性たちのために避難所の建設を進めていますが、建設費用が足りず、建設途中のままになっていました。

セネガルで感じたもどかしさは消えることがなく、「出口の見えない人に出口を作りたい」という思いから、ゲヌは2020年4月に立ち上げられました。

現在は日本で制作を行っていますが、ゆくゆくは現地で制作することを目指しています。また、女性のための避難所では自立支援のため職業訓練を行う予定なので、そこで商品の裁縫を役立てたいとも考えています。

また、セネガルの失業者の自立支援のために、養鶏を実施しています。ゲヌは大きな夢を持った現地担当者に養鶏の初期費用を援助しています。

ブランド紹介動画

クラウドファンディングへの挑戦!

これまでは、商品の企画、材料の仕入れ、制作、販売をほとんど代表の宮村が1人で行ってきましたが、1人では回らないことが多く、商品はいつも品薄状態。これではブランドも大きくならず、セネガルへの支援も限られます。

メンバーが増えてパワーアップしたゲヌで、新しい商品を制作していきたい。ブランドとしての再スタートを切るべく、クラウドファンディングの実施を決めました。

今回のリターン品はすべて代表とインターン生でデザインしたものを工場さんや作り手さんに制作していただきました。これもゲヌとしては新しいチャレンジになります。

お礼のリターン品には、可愛いポーチやエコバッグ、セネガルの車をプリントしたマスキングテープや、セネガルの少年をモデルにした付箋やロゴTシャツ、アロハシャツやスカートなど、使いやすいグッズを沢山ご用意しています。

1点1点心を込めて制作しています。ぜひ応援をお願いします!

クラウドファンディング詳細


※本記事はゲヌ(Gueneu)様よりご寄稿いただきました。

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