アフリカの村落部では、ほとんどの子どもたちが映画を観たことがありません。”cinema stars アフリカ星空映画館”は、夢をはぐくむ「映画上映」、可能性を広げる「ワークショップ」、日本とアフリカをつなげる「子ども同士の交流」の3つの活動をしており、2017年夏には一緒にウガンダで移動映画館イベントを盛り上げてくれツアーを実施します。
映画を通じて未来を夢見る機会を!cinema stars アフリカ星空映画館!
アフリカの村落部では、ほとんどの子どもが映画を観たことがなく、映画館がどんな場所なのかも知りません。この活動のきっかけとなったのは、内戦中の2005年に初めて映画を観たある少年が、その10年後に”cinema stars”の代表を務めるフォトグラファーの桜木奈央子氏がに言った言葉でした。
「星空の下でみんなで観た映画が、大人になった今でも忘れられない」
cinema starsは2016年、映画上映会開催に向け、上映機材や現地の準備のためにクラウドファンディングを通じて必要な資金を集めました。賛同してくれる人がどれだけいるか不安な中のスタートでしたが、いつも応援してくれている人を中心にcinema starsの映画館プロジェクトには多くの応援が集まり、最終的に目標だった100万円を達成、ウガンダで日本の短編アニメーション作品などを上映しました。
ウガンダに初めての映画体験を届ける!
上映会は、アフリカ東部に位置するウガンダ共和国の北部の町”グル”を中心に3か所、延べ600人の子どもたちに映画を届けられました。スクリーンに映像が映し出された瞬間、歓声が上がりました。映像を見た子どもたちは、目を丸くして驚いたり、手を叩いて笑ったり、一つひとつの映画をとても楽しんでいた様子でした。
映画上映を観た後は、映画のモチーフとなっていた三原色を使って絵を描いたり、自分たちで台本からお芝居まで作り上げる映画づくりなどのワークショップを開催しました。また子どもたちの作品は、日本に帰ってから小学校の子どもたちに見せたり、報告会で紹介されたりしました。
cinema starsをサポートして一緒になって活動してくれた人たちがたくさんいたからこそ、ウガンダの子どもたちに初めての映画体験を届けられ、また映画上映会を通じて新しい交流の機会が生まれました。
スタツア開催!一緒に移動映画館イベントを盛り上げる仲間を募集中!
cinema starsは、夢をはぐくむ「映画上映」、可能性を広げる「ワークショップ」、日本とアフリカをつなげる「子ども同士の交流」の3 つの活動をしています。2017年は、スタディツアーを開催し、一緒に移動映画館イベントを盛り上げてくれツアーをつくりあげる仲間を募集しています。
cinema stars ウガンダ星空映画館のツアー9 日間
■スケジュール
- 8月1日(火) 東京/羽田(HND) ドバイ(DXB) 00:30 06:15 エミレーツ航空 EK313
- 8月1日(火) ドバイ(DXB) エンテベ(EBB) 09:20 13:50 エミレーツ航空 EK729
- 8月8日(火) エンテベ(EBB) ドバイ(DXB) 16:10 22:40 エミレーツ航空 EK730
- 8月9日(水) ドバイ(DXB) 東京/羽田(HND) 08:00 22:45 エミレーツ航空 EK312
■費用:398,000 円(参加者数により変更の可能性あり)
- 含まれるもの:航空券、宿泊費、現地での移動費、食費の一部など
- 含まれないもの:日本国内空港施設使用料(2,670 円)、現地空港諸税(8,330 円)、航空保険特別料金/燃油
- 特別付加運賃(16,200 円)、予防接種代、海外保険、食費の一部、ビザ代など
■内容
星空映画館会場のデザインや装飾、イベントの主催・運営、現地の小学校や村などで子どもたちと映像や絵画制作ワークショップ、日本の子どもたちとのスカイプを使った交流や作品制作、一般家庭での生活体験、アチョリ族の文化体験(ダンスなど)、ビクトリア湖畔でのオープニング&クロージングパーティ、大使館訪問など。
- 子どもたちと映画鑑賞したいだけの方も大歓迎 *全日程
- cinema stars 代表の桜木が同行します 。
■問い合わせ先
申し込み・お問い合わせは contact@sakuraginaoko.com までお願いします。