今世紀最大となる1,111カラットのダイヤモンドの原石が発見されました。カナダのダイヤ採掘会社ルカヤ・ダイヤモンドが、ダイヤ採掘量世界第2位を誇るアフリカ南部のボツワナの鉱山で採掘しました。これは世界最大の原石「カナリン」に次ぐ大きさの原石となります。発見されたボツワナ・ルカラのカロウェ鉱山は、世界最大級で高品質の原石が採掘されることで知られています。
この原石をどの様に売り出すかは未定ですか、既に引き合いが殺到しているとのことです。ただあまりに大きすぎるため、カットや研磨、最終的な売却までには何年もかかる可能性があるそうです。拠点もベルギーのアントワープやニューヨークに移します。また同じ鉱山から、推定813カラットと374カラットのホワイトダイヤモンドが見つかったことが明らかになっています。
過去最大のダイヤモンドの原石「カナリン」は3,106カラットもあり、1905年に南アフリカで発見されました。カットされたダイヤは、英王室の祭具にあしらわれ、現在ロンドン塔で展示されているそうです。
記事提供元:プレスリリース(ルカヤ・ダイヤモンド)