”Africa by Africa”の実現へ!本気のアフリカ人と人生を賭けて挑む、クラウドファンディング!

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アフリカの支援の正解ってなんだろう?

こう考えたことは、アフリカの国際協力や開発分野に携わっている方は、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?私は数百回ほど考えました。

今のところ、私と私が所属する団体NPO法人AYINAが考えて出した答えは、“Africa by African”の実現でした。今回はその実現のために現在挑戦しているクラウドファンディング、「人生を賭けて挑む!ベナン人が国内問題をヨーグルトで解決したい」についてお話させていただきます。

Africa by Africanは、アフリカ人によるアフリカ発展

近年、支援過多による問題が注目されており、「援助じゃアフリカは発展しない」という書籍や、「ポバティー・インク」という映画も話題になりました。

実際に私が青年海外協力隊時代に感じたのは、「ヒト・モノ・カネは十二分に外から集まってきているのに、なぜアフリカは、アフリカ人は思うように発展しないのか。」という疑問でした。

私のいたルワンダの首都キガリは、アフリカの奇跡と呼ばれるほどに発展しているのに、生活が良くなっているのは一部のルワンダ人と外国人という印象が強かったのです。

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そんなときに私が出会った、現在のNPO法人AYINAの創設者であり、代表のゾマホン(写真右)が「Africa by African。つまりアフリカ人によるアフリカ発展をしないと本当の発展は出来ない。」という言葉がしっくりきました。

私は、日本人発信ではなく、本気の現地人と一緒に課題解決に取り組むことをモットーに掲げました。

本気の現地人と人生を賭けて課題解決に取り組む

とはいえ、アフリカ人なら誰でもいいという訳ではありません。本気で自国を変えたい、人生を賭けて取り組みたいと思う人でないと、ちょっとした困難で諦めてしまう可能性があり、また目先の利益に目が眩んでしまうこともあります。

戦後の日本が復興できた理由の一つに、人生を賭けて取り組んだ人たちがいた事が挙げられます。本田宗一郎や松下幸之助などが代表的ですが、今のアフリカに必要なのは、アフリカ版本田宗一郎、松下幸之助なのです。

ヨーグルトプロジェクトでベナンを変える

もちろん、そんなに簡単にそういった人材にめぐり合うことは出来ません。4年ほどアフリカに関わっていますが、私が出会えたのは、代表のゾマホンを含めて数名です。それもタイミングが合わずに一緒に働けないこともありました。

ですが、今回はタイミングも、情熱も、裏付けされた事業計画もある現地人と出会えたのです。

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彼の名はジコ。西アフリカのベナンに住む彼は、ベナンの問題は、現地生産力と雇用レベルの低下にあると言います。その証拠に、ベナンで生産可能で国民が大好きなヨーグルトですら、海外輸入品に負けてしまっています。

さらには、国内のヨーグルト会社も従業員に対しての扱いが悪く、経営陣が空中分解して倒産してしまうなどのケースもあります。彼は自らその解決に人生を賭けると私に話してくれました。

クラウドファンディングで資金調達へ

彼は、自分で貯めたお金を使って事業を立ち上げようと考えていました。もちろん私も出資する気持ちでした。

しかし、この想いとプロジェクトは、日本人の皆さんにもきっと共感してもらえ、ご支援いただくことで、一緒に成功と解決に向けて動き出せるのでは?と考え、クラウドファンディング「ReadyFor」での資金調達に踏み出すことにしました。

6日目にして達成。ネクストゴールへの挑戦

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そして、不安もありましたが、多くの方々からの温かいご支援と応援を頂き、異例の6日間で目標金額の達成をさせていただくことが出来ました。私と団体メンバー、現地パートナーのジコも驚きと、感謝の想いが溢れた瞬間でした。

そして、日数が40日近く残っていたことと、達成後もご支援や応援をいただけたので、再度使用用途をしっかり定めた上で、ネクストゴールに現在挑戦中です。

資金調達はプロローグ。成功へ向けての決意

あくまで資金調達はこのプロジェクトのプロローグです。2018年から、このヨーグルトプロジェクトを始め、現地生産力と雇用レベルの改善がみえて、ようやく成功という言葉を使えると思っています。

0から立ち上げて軌道に乗せることは簡単ではないことを4年間アフリカでの活動で身にしみてわかっていますが、ジコと共に絶対に諦めない覚悟を持って、取り組みたいと思います。

もし、この記事をご覧いただいて共感頂きましたら、ご支援のご協力をよろしくお願いいたします!ご支援が難しければ、シェアでもありがたいです。よろしくお願いします!クラウドファンディングページはこちらから

Ready for


※本記事はNPO法人AYINAの内藤俊輔様よりご寄稿いただきました。

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