商船三井は、アフリカにおけるグループ事業拡大を目指し、アフリカ最大級のベンチャーキャピタルであるNovastar Ventures Ltd.が運営するアフリカスタートアップ向け投資ファンドNovastar Ventures People and Planet Fund III LPへの出資を決定しました。
同社が運営する本ファンドへの出資を通じ、パートナーとなり得る有望なスタートアップ企業などの最新情報を獲得し、成長分野でのアフリカにおける事業展開加速につなげます。
アフリカ最大級のベンチャーキャピタルNovastar!
Novastar は2014年に設立されたアフリカ最老舗のベンチャーキャピタルで、これまでNovastar Ventures East Africa Fund I LPとNovastar Ventures Africa Fund II LPの2つのファンドを通じて、世界中の投資家から2億米ドル以上を調達しました。
Novastarは年間100社以上のアフリカのスタートアップ企業をスクリーニングし、アフリカの社会課題解決、経済発展に大きく貢献するスタートアップ企業に多くの投資実績があります。
E-モビリティ、農業、医療・ヘルスケア、通信、小売・消費財、フィンテックなどのセクターにおいて、社会と環境の両方に重要な価値をもたらす画期的な事業を行うスタートアップ企業に投資し、アフリカの社会課題や環境問題の解決、人々の生活改善、経済成長の実現に貢献してきました。
Novastarは国連が推進するPRI (Principles for Responsible Investment)や国際金融公社(IFC)が推進するOperating Principles for Impact Managementなど国際的なインパクト測定のフレームワークを導入し、経済的リターンと並行して社会的インパクトを投資家に報告しています。また、多くの日本の事業会社との協調投資の実績を持っています。
海上輸送だけでなく、多角的に取り組む商船三井!
商船三井は1926年に日本の海運会社として初めて日本とアフリカ東岸を結ぶ航路を開設し、これまで約100年にわたりアフリカ発着の海上輸送を行ってきました。
近年では、海上輸送にとどまらず航空輸送のフォワーディング事業や、陸上輸送、倉庫事業、日本の中古農機輸出事業を含む様々な事業をグループで積極展開しています。
今後、急激な人口増加と、再生可能エネルギーとしてのポテンシャルを含めた豊富な資源による市場・商機拡大が見込まれるアフリカにおいて、海運をベースとした物流事業の更なる拡大、グリーンエネルギーや農業・食のサステナビリティをはじめとした、アフリカにて成長が見込まれ且つ社会課題解決にもつながる分野での事業機会創出・推進を目指しています。
アフリカにおける事業拡大、社会課題解決へ!
商船三井は、アフリカにおけるグループ事業拡大を目指し、Novastar Venturesが運営するアフリカスタートアップ向け投資ファンドNovastar Ventures People and Planet Fund III LPへの出資を決定しました。
商船三井グループは、経営計画BLUE ACTION 2035において、サステナビリティ課題への取組を計画の中心に据え、社会課題や環境面にも貢献した、持続的な成長の実現を目指し、また、地域戦略としてもアフリカを含む新興国地域での事業拡大を掲げています。
同社が運営する本ファンドへの出資を通じ、パートナーとなり得る有望なスタートアップ企業などの最新情報を獲得し、成長分野でのアフリカ地域における事業展開加速につなげます。
アフリカにおいては“社会課題の解決”と“スピーディー且つ大規模な事業化”の両立を果たそうというスタートアップ企業が多く存在しており、Novastarの豊富なネットワークを通じて、価値観が共有できるパートナーと共にビジネスチャンスを掴むと同時に、アフリカ社会に貢献していくことを目指します。
- 記事提供元:アフリカ最大級のベンチャーキャピタルNovastar Venturesへ出資|PR TIMES