豊田通商、CAFOとユーラスエナジーと共同でアフリカで再生可能エネルギー事業を行う新会社を設立!

豊田通商は、アフリカで再生可能エネルギー事業を行う新会社「AEOLUS SAS」(エオラス社)を、豊田通商の100%子会社であるCFAO SAS株式会社ユーラスエナジーホールディングスが各々50%出資し、2024年3月にフランスに設立しました。

エオラス社は、アフリカにおける再生可能エネルギーによるIPP(独立系発電事業者)ビジネスをコア事業として、太陽光・風力などアフリカ各国の状況に適した再エネ電源の開発・導入量拡大を目指していきます。

再エネ事業を新会社に集約し事業開発を加速!

豊田通商は、成長戦略における7つの重点分野のうち「再生可能エネルギー・エネルギーマネジメント分野」および「アフリカ分野」での成長を加速するため、アフリカにおける太陽光・風力・地熱発電など、再エネの普及拡大に向けたインフラプロジェクトの推進に積極的に取り組んでいます。

また、CFAOはモビリティ・ヘルスケア・コンシューマー・インフラの4分野で、アフリカにおける長きにわたるビジネスの歴史と知見・ネットワークを有し、ユーラスエナジーは、日本国内では最大の風力発電事業者として、国内外15の国と地域で風力と太陽光の発電事業を展開し、再エネ事業全般の知見を有しています。

現在、豊田通商およびCFAO・ユーラスエナジーの3社がアフリカにおいて連携し展開している再エネ事業について、これまで以上に機動的かつ迅速に事業開発を進めていくために、CFAO・ユーラスエナジー両社の知見を融合した合弁会社を設立し、今後は、アフリカにおける再エネ事業の主体をエオラス社に集約することとしました。

アフリカ各国で再エネ電源の開発・導入量拡大を目指す!

まずは、現在、3社がアフリカで推進している再エネ事業を段階的にエオラス社へ集約し、プロジェクトを継承していきます。

その後、エオラス社は、アフリカにおける再生可能エネルギーによるIPP(独立系発電事業者)ビジネスをコア事業として、太陽光・風力などアフリカ各国の状況に適した再エネ電源の開発・導入量拡大を目指していきます。

将来的には各国の事情・ニーズに応じ、再エネ事業を活用したソリューションの提供や新規事業開発にも取り組み、アフリカの持続可能な経済成長への貢献を加速していきます。

豊田通商グループは、“未来の子供たちへより良い地球環境を届ける”ために、カーボンニュートラルを推進しています。

アフリカにおいても、”for the future children of Africa(アフリカの未来の子供たちのために)”をキーメッセージに、これからもアフリカの社会課題の解決および経済成長に貢献するグリーンな事業の推進に取り組んでいきます。


写真:エオラス社 設立セレモニーの様子|左から:村上 徹道(エオラスCFO)、諏訪部 哲也(ユーラスエナジー社長)、鳥羽 秀治(エオラス社長)、平田 竜也(CFAO副社長)、リチャード ビエル(CFAO社長)

アフリカの社会課題解決およびカーボンニュートラルの実現を目指す!

今回の新会社設立に関し、豊田通商の取締役社長・CEOである貸谷 伊知郎氏は「豊田通商グループであるCFAO・ユーラスエナジーの両社は、前身の時代も含めると、アフリカ事業は1852年から、再生可能エネルギー事業は1980年代からの長い歴史と豊富な知見を有しています。

今回のエオラス社設立により、私たちの強みがより有機的に結び付き、豊田通商グループならではのシナジーが創出されることを期待しています。

今後も、アフリカの子供たちの輝く未来のために、現地やパートナー企業と共に、事業を通じたグリーンな経済発展とアフリカの社会課題解決およびカーボンニュートラルの実現を目指し、一層まい進していきます」と期待のコメントを発表しています。

またユーラスエナジーの代表取締役社長でる諏訪部哲也氏は、「ユーラスエナジーは、『クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う』という理念のもと、日本を含むアジア大洋州・アメリカ・欧州の3地域を中心に、風力発電事業および太陽光発電事業を展開してきました。

CFAOと共にシナジーを発揮し、安価でクリーンなエネルギーをアフリカの皆さまにお届けし持続可能な社会づくりに貢献するとともに、アフリカの未来の子供たちによりよい地球環境を届けるべく、カーボンニュートラルの実現に取り組んでいきます」と述べています。


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