パナソニックは、NPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド」の2017年募集事業の助成先22団体、助成総額3,364万円を決定しました。アフリカ分野からはケニアやリベリア、セネガルなどで活動する4団体が選出されました。
パナソニック、NGOの組織基盤強化を応援!
パナソニックは、社会課題の解決促進に向けて市民活動が持続的に発展していくためには、NPO/NGOの組織基盤強化が必要であるとの認識のもと、2001年に「Panasonic NPOサポートファンド」を設立しました。それ以降、NPO/NGOの組織基盤強化を一貫して応援しており、これまでに329件、4億5百万円の助成を実施してきました。
「環境」「子ども」「アフリカ」分野が募集テーマとなった2017年は、計77件の応募があり、そのうち「環境分野」8団体、「子ども分野」10団体、「アフリカ分野」4団体へ助成が決定しました。なおパナソニック創業100周年を迎える2018年度からは、助成プログラムを刷新し、社会課題の解決促進により貢献できる新たなテーマが設定される予定です。
アフリカで活動する4団体へ計400万円を支援!
アフリカ諸国の様々な社会課題に取り組むNPO/NGOの広報基盤強化を応援する「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ」には、全国11件の応募の中から、新規助成3件、継続助成1件の合計4件、助成総額400万円が助成対象事業として選ばれました。
パナソニックは2010年より、「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成に向けたサポートプログラムとしてアフリカで活動するNGO/NPOに対する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ」を開始しました。同ファンドは、アフリカ諸国の様々な社会課題を解決すべく日本国内のNPO/NGOの認知度を高め、また社会からの理解と共感をえるために広報基盤の強化を図ることを目的としています。
応募事業内容は例年同様にウェブサイトの改善に関する取り組みが半数以上を占めており、2017年は動画制作も増えています。ウェブサイトの充実を通じて、日本のみならず欧米での寄付者・支援者の獲得につなげ、活動の発展を目指すものが多く見られました。
特定非営利活動法人 アフリカゾウの涙
- 事業名:野生動物との共存に向けての活動の新規支援者獲得のための広報基盤強化
- 代表者:山脇 愛理(代表理事)
- 助成額:100万円
特定非営利活動法人 ダイヤモンド・フォー・ピース
- 事業名:英語ウェブサイトの再構築・コンテンツ強化による欧米圏支援者の獲得
- 代表者:村上 千恵(代表理事)
- 助成額:100万円
特定非営利活動法人 ムラのミライ
- 事業名:地域に根差した賢い生きかたを身につけようとするセネガル農村の若者の姿と、その育成手法をビジュアルに伝えるビデオプログラムの作成
- 代表者:中田 豊一(代表理事)
- 助成額:100万円
特定非営利活動法人 ウォーターエイドジャパン
- 事業名:アフリカの水・衛生問題についての普及・啓発活動「ウォーターエイド・スピーカークラブ」の発展と拡大
- 代表者:滝沢 智(理事長)
- 助成額:100万円
助成団体の贈呈式と成果報告会が開催!
2018年1月24日(水)にパナソニックセンター東京において、「組織基盤強化フォーラム」、「Panasonic NPOサポート ファンド 贈呈式」、「アフリカ分野 成果報告会」が同時開催されます。選考委員長による総評や、助成通知書の贈呈、事業評価の報告など。NPO/NGOの組織基盤強化にご関心のある方はぜひご参加ください。
【日時】2018年1月24日(水)
【会場】パナソニックセンター東京 1階ホール(東京都江東区有明3丁目5番1号)
【申込み/詳細】イベントページ
昨年の助成先はこちら!
アフリカで活動するNGOを支援!パナソニックNPOサポートファンド、2017年の助成先を決定!